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第一地区

最終更新日:2019年12月4日

概要及び事業の目的

府中駅南口地区は、京王線府中駅の南側に隣接し、西側には府中市のシンボルである国指定天然記念物「馬場大門のケヤキ並木」に面した、府中市の中心商業地区ですが、地区内には狭あい道路や密集した木造建築物など防災面で様々な問題があり、それらの解消と駅前広場や道路など公共施設の整備、商業の活性化などのため、市街地再開発事業により市の表玄関にふさわしい街並みの形成を図ります。

経過及び進捗状況

昭和40年代から地元住民による再開発の気運が高まり、組合施行による再開発事業を採用することを前提として、地元地権者と協議を重ねました。そして中心商業地区にふさわしい街区を形成することを目的として、昭和57年12月に三つの地区について市街地再開発事業の都市計画決定がされました。
第一地区では平成15年10月に府中駅南口市街地再開発準備組合が発足し、平成23年5月26日に組合の設立が認可、平成25年9月17日に権利変換計画が認可され、同年10月より各種工事に着工し、平成29年7月14日に再開発ビル(ル・シーニュ)が開業しました。
府中駅南口地区では平成8年3月に第二地区「フォーリス・伊勢丹」、平成17年3月に第三地区「くるる」が完成しており、平成29年7月の第一地区完成により、都市機能の更新と、土地の高度利用が図られた市の表玄関にふさわしい広域的な中心商業地区として「活力と魅力のあるまち」に生まれ変わりました。

第一地区従前写真
従前写真

第一地区従後写真
従後写真

第一地区従後写真
ル・シーニュと交通広場

事業の効果

当該事業は府中駅南口地区の再開発事業の総仕上げ(集大成)として進められ、駅前の細分化された敷地を広く統合し、不燃化された共同建築物に建て替え、併せて街路、広場など公共施設を確保することによって、安全で快適な都市環境を再生させ、駅前における市民の安心、安全を確保することができました。
また、本市の表玄関として広域的な中心商業地区が完成となります。
再開発事業を行った各地区がペデストリアンデッキで接続されたことにより、回遊性が確保され、ル・シーニュオープンに伴い、各地区ともに来場者が増え中心商業地としての活性化が図られるものと考えております。
更に当該地区西側の国指定天然記念物の「馬場大門のケヤキ並木」との調和を図りつつ、都市計画以上の壁面後退を行い、けやき並木に対する日照などに配慮し、本市の歴史的資産を守り継承しながら、まちのにぎわい創出に寄与しています。

府中駅南口第一地区市街地再開発事業概要

事業の名称

府中駅南口第一地区第一種市街地再開発事業

2.施行者

府中駅南口第一地区市街地再開発組合

3.施行地区

府中市宮町一丁目地内

4.施行地区面積

約1.1ヘクタール

5.都市計画決定

昭和57年12月2日

6.都市計画変更

平成10年3月20日
平成20年10月9日
平成28年5月27日

7.組合設立認可

平成23年5月26日

8.権利変換計画認可

平成25年9月17日

9.権利変換計画変更

平成27年11月20日

10.工事竣工

平成29年4月24日

11.再開発ビルオープン

平成29年7月14日

12.組合解散認可

平成30年12月5日

13.総事業費

約450億

14.従前権利者数

165人
(土地所有者62人、借地権者6人、使用貸借の建物所有者等1人、借家権者96人)

15.参加組合員

野村不動産株式会社 

建築物などの概要

1. 敷地面積

約6,731平方メートル

2. 建築面積 

約5,630平方メートル

3. 延べ面積 

約57,000平方メートル

4. 高さ

高層部60メートル、低層部35メートル・25メートル

5. 階数

地下4階、地上15階

6. 用途

店舗、公共公益施設、住宅、駐車場

7. 住居戸数 

138戸

公共施設の概要

1. 街路 

府3・4・19号府中駅南口線(終点付近に交通広場設置、約2,480平方メートル)
府7・5・2号宮町西線

2.特殊街路 

府8・6・2号府中駅南線(歩行者専用嵩上式構造)

3.駐車場 

公共駐車場

府中駅南口の再開発パンフレット

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お問合せ

このページはまちづくり拠点整備推進本部 分倍河原駅周辺整備担当が担当しています。

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