【共創実現】コミュニティバスデジタル化促進事業
最終更新日:2024年7月30日
RYDE株式会社と計画課との共創
令和6年3月11日、RYDE株式会社と計画課が連携し、「共創の窓口」・「価値共創促進事業」経由で共創が実現しました。
当事業は、令和5年度「価値共創促進事業」に民間の自由な発想でご提案いただいた「ちゅうバス」のデジタル化に伴う実証実験について計画課と連携し、採択された取組みです。
市では公共交通に関する課題解決のため、デジタル技術活用による交通サービスの効率性・利便性の向上を検討しています。
デジタル技術活用の一環として、ちゅうバスにデジタル乗車券を導入した場合にどのような課題があるのか、効果はあるのか、「RYDE PASS」を使用したデジタル乗車券を期間限定で販売し、実証実験を行いました。
RYDE PASSとは?
RYDE PASSとは、簡単にデジタルチケットが発券できるスマートフォンアプリです。RYDE PASSを経由した売上や利用実績の管理、利用者の属性等の簡易的な分析まで、全て管理画面上で実現可能です。RYDE PASSのホームページ(外部サイト)
実証実験概要
実証実験期間
令和6年3月11日(月曜日)~3月25日(月曜日)
内容
将来的なデジタル乗車チケット活用検討の一環として、 コミュニティバス「ちゅうバス」の一回乗車券デジタルチケット(100 円)のスマートフォンアプリ RYDEPASS における販売を行いました。また、利用者アンケートを実施し、デジタルチケット活用への意見を収集しました。
効果
購入件数270件
利用件数196件
クーポン利用件数177件
実証実験の効果
利用者アンケートでは、デジタルチケット活用への肯定的な評価が40%以上もありました。現在導入されてるICカードと利用環境に関する比較のコメントが多かったため、ICカードとの差別化など今後の課題が明らかとなりました。
利用者の居住地、移動の導線、利用時間帯等が全てデータ分析可能であるため、今後のデジタル化の検討材料として一定の効果があったといえます。
実証実験その他情報
RYDE株式会社 当実証実験の詳細記事(外部サイト)
都市整備部 計画課 当実証実験の詳細記事
(計画課担当者からひと言)
公共交通の持続可能性を確保するための施策のひとつとして、デジタル技術活用による交通サービスの効率性・利便性の向上を検討するなかで、本市の課題を踏まえてご提案いただいた事業者様と、まずは短期の簡易的な実証実験という形で事業を実施できたことは大変有意義でした。
今回の実証結果も踏まえつつ、引き続きデジタル技術を活用した事業の実施を検討していきます。
お問合せ
このページは市民協働推進部 協働共創推進課が担当しています。
