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卓球オーストリア代表の事前キャンプについて

最終更新日:2020年4月23日

府中市は、オーストリア卓球連盟及びオーストリアオリンピック委員会と、東京2020オリンピックに向けた卓球オーストリア代表の事前キャンプに係る覚書を締結しています。

2020年中には、4月に開催が予定されていたジャパンオープン、そして7月に開催が予定されていた東京2020オリンピックに向けた事前キャンプを市内で実施する予定でしたが、それぞれ、新型コロナウイルスの感染拡大による大会中止と東京2020オリンピックの開催延期により、事前キャンプも中止となりました。

今後は、2021年7月に予定している東京2020オリンピックの事前キャンプに向けて、オーストリア卓球連盟等との協議・調整を進めていきます。

事前キャンプを実施する際には、公開練習や交流事業を実施する予定ですので、ぜひ会場へお越しのうえ、選手のプレーを間近でご覧ください。キャンプスケジュール等詳細は、日程が決まり次第、改めて市ホームページ等でお知らせします。

なぜオーストリアの卓球競技なの?

府中市は、1992年にオーストリア・ウィーン市ヘルナルス区と友好都市提携を締結して以来、青少年の相互派遣などを通じ、25年以上にわたり交流を続けてきました。

一方、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催決定後は、大会に向けて、各国競技選手団の事前キャンプ誘致を進めてきました。

平成25年に東京都で国民体育大会が開催された際、本市では卓球競技の全種別を実施した実績があり、また、オーストリアの卓球代表はオリンピックへの出場実績があったことから、卓球オーストリア代表選手団の事前キャンプ誘致を進め、誘致活動の結果、事前キャンプに係る覚書の締結に至りました。

オーストリアの卓球

「卓球が強い国」というと、まずは中国、そして韓国や日本などのアジアの国々、ヨーロッパではドイツなどが挙げられると思います。これまでのところ、オーストリアからオリンピックメダリストは出ていませんが、オーストリア出身のヴェルナー・シュラガーは2003年にパリで開催された世界卓球選手権で優勝し、今世紀唯一の非中国系世界チャンピオンとなりました。
2015年のチームワールドカップでは、今も主力選手であるダニエル・ハーベゾーンロバート・ガルドッシュシュテファン・フェーゲルによるチームが銀メダルを獲得。このほか、ハーベゾーンとガルドッシュはヨーロッパ選手権のダブルスで金メダルを、フェーゲルとソフィア・ポルカノバは、混合ダブルスで銀メダルを獲得しています。
ポルカノバは、9か月間にわたりヨーロッパランキングで1位となり、2018年にスペインのアリカンテで開催されたヨーロッパ選手権で3つのメダルを獲得した、とても人気のある選手です。

主な代表選手

Stefan FEGERL/シュテファン・フェーゲル

  • リオオリンピック 団体5位
  • 2015年ヨーロッパ選手権 団体金・ダブルス金
  • 2018年ヨーロッパ選手権 混合ダブルス銀
  • 世界ランキング最高位19位(2017年1月)

Robert GARDOS/ロバート・ガルドッシュ

  • 北京オリンピック 団体4位
  • 2012年ヨーロッパ選手権 ダブルス金
  • 2015年ヨーロッパ選手権 団体金
  • 2018年ヨーロッパ選手権 ダブルス金
  • 世界ランキング最高位18位(2015年3月)

Daniel HABESOHN/ダニエル・ハーベゾーン

  • リオオリンピック 団体5位
  • 2012年ヨーロッパ選手権 ダブルス金
  • 2015年ヨーロッパ選手権 団体金
  • 2018年ヨーロッパ選手権 ダブルス金
  • 世界ランキング最高位27位(2019年7月)

Andreas LEVENKO/アンドレアス・レベンコ

  • 2019年チームヨーロッパ選手権 準々決勝進出
  • 世界ランキング最高位99位(2018年11月)

Jia LIU/ジャ・リュウ

  • リオオリンピック 団体5位
  • 2005年ヨーロッパ選手権 シングルス金
  • 2018年世界選手権 団体5位
  • 2019年ヨーロッパ競技大会 団体5位
  • 世界ランキング最高位9位(2005年4月)

Karoline MISCHEK/カロリーヌ・ミスチェク

  • 2018年チーム世界選手権 準々決勝進出
  • 世界ランキング最高位108位(2018年9月)

Sofia POLCANOVA/ソフィア・ポルカノバ

  • リオオリンピック 団体5位
  • 2018年ヨーロッパ選手権 シングルス、ダブルス銀、混合ダブルス銀
  • 2019年世界選手権 シングルス5位
  • 世界ランキング最高位14位(2019年12月)

Amelie SOLJA/アメリ―・ソルヤ

  • ロンドンオリンピック 団体9位
  • 2014年ヨーロッパ選手権 団体銀
  • 2019年ヨーロッパ競技大会 団体5位
  • 世界ランキング最高位47位(2014年10月)

オリンピックの卓球

オリンピックの卓球競技は、ソウル1988大会から正式競技として採用されました。当初は、男女それぞれシングルス・ダブルスの4種目での実施でしたが、北京2008大会から団体が追加され、東京2020大会からは、混合ダブルスが追加となります。

種目

  • シングルス(男・女)
  • 混合ダブルス
  • 団体戦(男・女)

注記:団体戦のチームは、シングルスに出場する選手2名と団体戦のみに出場する選手1名の計3人で構成されます。東京2020大会から、団体戦は、ダブルス1試合→シングルス4試合の順で行われます。5試合のうち、3試合先取したチームの勝利となります。

卓球オーストリア代表の東京2020オリンピック出場

2020年1月にポルトガルで開催されたオリンピック団体戦世界最終予選の結果、女子代表は、見事オリンピック出場権を獲得しました。
一方、男子代表は、残念ながらこの予選での出場権を逃し、残るオリンピックシングルス予選での出場権獲得を目指しています。なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年4月に予定されていたシングルス予選が開催中止となっており、4月15日時点で今後の選考スケジュールは未定です。
また、ソフィア・ポルカノバとステファン・フェゲルの混合ダブルスは、世界ランキングに基づきオリンピック出場が有力視されていますが、オリンピック開催延期に伴い、選考基準が見直される可能性があり、現時点では確定していません

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このページは文化スポーツ部 スポーツタウン推進課が担当しています。

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