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第三地区

最終更新日:2013年4月15日

事業の経過

府中駅南口地区は市の中心部の商店街として発展してきましたが、老朽化した家屋や商店が混在し、道路も狭いため、利便性や防災上の様々な問題が指摘されてきました。このような状況の中で昭和40年代から再開発の気運が高まり、昭和49年3月に府中駅南口開発連絡協議会が発足しました。昭和51年には準備組合が結成され、昭和57年の都市計画決定を受け、事業がスタートしました。
その後、核店舗として位置付けていた「西友」の撤退やバブル崩壊による社会情勢の変化などで、事業計画の再検討を迫られ、商業中心の計画から住宅施設を併設する複合ビルへの転換をすることになりました。それらを含めて平成10年に都市計画の変更を行い、平成12年に本組合が結成されました。その後も参加組合員である住宅デベロッパーの変更など困難な状況が続きますが、組合員をはじめとする関係者の方々のご尽力により、平成14年7月に施設建築物の工事に着手し、平成17年3月に再開発ビル「くるる」のオープンを迎えました。
ビルの愛称「くるる」は、地区内の埋蔵文化財の調査の中から発掘された「クルル(じょう)」にちなんだものです。「クルル(じょう)」とは古代の役所や倉庫など大規模な建物に使用されていた鍵のことで、第三地区で発掘されたものは奈良時代のものと推定されており、当地区が当時の武蔵国の中心として繁栄していたことを示しています。

事業の効果

第二地区に続く本事業の完成で、府中駅南口は大きく変貌し、土地の高度利用と都市機能の更新が図られたことにより利便性の高い魅力的な街になりました。さらに計画的にレジャー・娯楽施設等を配置し第二地区とは違った年齢層の集客をすることで府中駅周辺の活性化や発展にも貢献しています。
府中市全体でも、人口、世帯数ともに大きく増加し、住みたい街の上位にランクされるなど、まちの魅力向上や活性化に大きく寄与しています。

府中駅南口第三地区市街地再開発事業概要

1.事業の名称

府中駅南口第三地区第一種市街地再開発事業

2.施行者

府中駅南口第三地区市街地再開発組合

3.施行地区

府中市宮町一丁目地内

4.施行地区面積

約0.97ヘクタール

5.準備組合の設立

昭和51年12月14日

6.都市計画決定

昭和57年12月2日

7.都市計画変更

平成10年3月20日

8.組合設立認可

平成12年3月15日

9.権利変換認可

平成13年11月16日

10.本工事着手

平成14年7月13日

11.再開発ビルオープン

平成17年3月17日

12.組合解散認可

平成18年9月29日

13.施設計画等

施設建築物整備(延べ床面積 約63,532平方メートル)

  1. 店舗 地下1階から地上7階
  2. 住宅 地上6階から28階 240戸
  3. 駐車場関連 地下1階から地下2階 駐車場整備台数 448台(商業用324台、住宅用124台)
  4. その他 駐輪場 1,157台(商業用677台、住宅用480台)

道路整備

府3・4・19号府中駅南口線 一部拡幅整備
府7・5・1号宮町中央通り線 拡幅整備
府7・5・4号宮町府中町線 整備済
府8・6・1号府中駅東線 新設
府8・6・2号府中駅南線 一部拡幅整備

14.総事業費

約277億円

15.権利者数

88人(土地所有者42人、借地権者3人、借家権者43人)

16.参加組合員

日本綜合地所株式会社、グランタワー府中

17.キーテナント

日本トイザらス、TOHOシネマズ

お問合せ

このページはまちづくり拠点整備推進本部 分倍河原駅周辺整備担当が担当しています。

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府中駅南口再開発

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