学校給食用食材の産地偽装について
最終更新日:2025年7月7日
<事件の概要>
本市では、「府中市学校給食用物資規格基準」を定め、野菜や肉などの主要な食材は国内産のものを使用しているところですが、このたび、本市学校給食用物資納入指定業者等の関係者が、本市学校給食センターに産地を偽装した鶏肉を納品したとして逮捕されたものです。
なお、当該食材については、安全性に問題ないことを確認しております。
<経緯>
令和6年11月に、本市及び学校給食センター、警察に匿名での情報提供があったことを受け、警察の捜査により判明したものです。
<罪 名>
不正競争防止法違反
<逮捕日>
令和7年6月25日
<産地偽装の概要>
・食 材:鶏ひなもも皮なし小間 約210kg
・納品日:令和6年11月1日、5日、13日
使用日 | 献立名 | 提供食数 | 1人当たり使用量(g) |
---|---|---|---|
令和6年11月1日 | もち入りスープ | 6,710 | 10 |
令和6年11月5日 | もち入りスープ | 7,470 | 10 |
令和6年11月13日 | 野菜の味噌汁 | 7,021 | 10 |
<これまでの取引状況>
令和3年7月から令和6年12月の間の合計36月・約42,500kg・約4,800万円
注記:なお、本市が確認している偽装は令和6年11月の3件のみであり、その他については今後の警察の捜査を待って、対応します。
<市長コメント>
このたび、本市学校給食センターに食材を納品していた契約事業者の関係者が、産地偽装の疑いで逮捕されました。
本市では、子どもたちの健康と安全を最優先に、厳格な基準で業者選定と納品管理を行ってまいりましたが、今回このような事案が発生したことは誠に遺憾であり、重く受け止めております。市立小・中学校に通う児童・生徒並びに保護者の皆様に、多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申しあげます。
なお、納品された食材の検査では、衛生上の問題がないことを確認しております。
今後は、警察の捜査に全面的に協力するとともに、更なる監査体制の強化等を図り、再発防止に努めてまいります。
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