食品加工会社の産地偽装について
最終更新日:2023年12月25日
令和5年11月2日にお知らせいたしました「食品加工会社の産地偽装報道について」について、その後の状況をお知らせいたします。令和5年11月2日のお知らせの内容は、本ページ下部をご覧ください。
当該食品加工会社が納品した食材(10月20日の中学校の給食で使用)が、産地偽装されたものであるかどうかを確認するため、冷凍保存していた食材の「産地判別検査」を行ったところ、検査機関より「10月20日に使用した豚肉はスペイン産のものである可能性が高い。」との検査結果報告がありました。産地を偽り、外国産である食材が納品されたことは、多くの給食関係者がこれまで積み上げてきた学校給食に対する市民の信頼を裏切る行為であり、誠に遺憾です。今後、警察などの関係機関による捜査に全面的に協力し、食品加工会社に対し、厳正に対処してまいります。
また、同食材を使用して調理した献立が食品衛生上、安全であるかどうかの検査を別に行ったところ、細菌数など全ての検査項目で安全なものであったことを確認しております。
府中市教育委員会では、学校給食において、「府中市立学校給食センター学校給食用食材料等物資購入事務要領」、「府中市学校給食センター学校給食用食材料等物資規格基準」に基づき、引き続き安全で安心な学校給食の提供に努めてまいります。
食品加工会社の産地偽装報道について(令和5年11月2日)
標記の件につきまして、10月31日(火曜日)、川崎市の学校給食に納入された豚肉に産地偽装があったとの報道がありました。
報道されている食品加工会社「株式会社 寿食品(相模原市中央区)」については、府中市立学校給食センターにおいて学校給食の食材を直接仕入れており、10月20日(金曜日)に納品した豚肉を中学校の給食で使用しています。
現時点では、この食材が産地偽装されたものかは明確になっておりませんが、今後関係機関の調査に協力するとともに、結果が判明した場合には、改めてお知らせいたします。
この間の経緯については、10月20日(金曜日)の食材納品後、当該事業者から「契約している食肉の取り扱いができなくなった」との一方的な連絡を受けたため、現在は他の業者から食材を納入し、対応しており、献立の変更等、学校給食の提供に影響はありません。
本件について、児童・生徒及び保護者ならびに学校関係者の皆様には、大変ご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございません。
今後も、引き続き関係機関と連携し、安全で安心な学校給食の提供に努めてまいります。
なお、府中市教育委員会では、学校給食において、主要食材については国内産食材を使用しています。また「府中市立学校給食センター学校給食用食材料等物資購入事務要領」、「府中市学校給食センター学校給食用食材料等物資規格基準」に基づき、食材の選定、契約に際しては産地証明書を提出させているところであり、上記業者についてもこれまで納品された食材すべてに産地証明書を提出させております。