【東京2020パラリンピック代表内定】天摩由貴選手(ゴールボール競技)
最終更新日:2020年10月1日
2019年12月22日、一般社団法人日本ゴールボール協会は
天摩選手は市内企業で働いている縁から、リオデジャネイロパラリンピック出場の際には府中市長を表敬訪問していただき、その後も市内で開催されたイベントにご出演していただくなど本市に大変ゆかりのある選手です。
天摩由貴選手プロフィール
先天性の網膜色素変性症の視覚障害を持つ天摩選手は、筑波大学附属視覚特別支援学校高等部から陸上競技(短距離)を始め、2012年ロンドンパラリンピックに出場し、その2年後にゴールボール競技に転向しました。
市内企業で働きながら、日々練習に励み、2016年には日本代表としてリオデジャネイロパラリンピックで活躍。さらに、東京2020パラリンピックでは女子日本代表主将として、チームを牽引する存在です。
生年月日
1990年7月26日
出身地
青森県八戸市
身長
155cm
所属
株式会社マイテック
内容 | |
---|---|
2007年 | 筑波大学附属視覚特別支援学校高等部 陸上部入部 |
陸上競技短距離100m/200mを始める | |
2010年 | アジアパラ競技大会 短距離200m(金メダル) |
2012年 | ロンドンパラリンピック出場(陸上競技100m/200m) |
2014年 | ゴールボール競技転向 |
アジアパラ競技大会(銅メダル) | |
2015年 | 世界選手権大会(6位) |
アジアパシフィックゴールボール選手権大会(金メダル) | |
2016年 | リオデジャネイロパラリンピック出場(5位入賞) |
2017年 | ジャパンパラゴールボール競技大会(金メダル) |
アジアパシフィックゴールボール選手権大会(金メダル) | |
2018年 | 世界選手権大会(5位) |
アジアパラ競技大会(金メダル) | |
2019年 | ジャパンパラ競技大会(銀メダル) |
IBSAアジアパシフィックゴールボール選手権大会in千葉(金メダル) | |
東京2020パラリンピックでの女子日本代表に内定(12月) |
ゴールボール
- ゴールボールは、視覚障害者のために考案されたスポーツで、もともとは、第二次世界大戦で視覚に障害を受けた傷痍軍人のリハビリテーションプログラムとして考案された障害者スポーツ独自の競技です。パラリンピック大会では、1976年のトロント大会で正式種目になりました。
- 東京2020パラリンピック大会では、日本代表は、開催国枠で男女ともに出場が決定しています。男子代表はパラリンピック初出場、女子代表はロンドンパラリンピックで金メダルを獲得しています。2021年8月25日(水曜日)から千葉県の幕張メッセで予選が始まります。 それぞれの活躍に期待し、応援しましょう!
競技概要
- 選手は、視力の程度に関わらアイシェードと呼ばれる光も入らないゴーグルを装着し、完全に視界を遮断した状態でプレーします。
- 1チーム最大6で編成されますが、コード上は3人でプレーします。1試合12分ハーフの合計24分間で行われ、前後半の間には3分間のハーフタイムが入ります。コートの大きさはバレーボールと同じで、両サイドにサッカーゴールと同じようなゴールがあり、鈴の入ったゴム製のボールを投げ合い、点を奪い合います。ボールの大きさはバスケットボールとほぼ同じ大きさですが、約2倍の重さがあります。
- 投げたボールが、チームエリアとニュートラルエリア両方の床をバウンドしないと反則となり、相手チームにペナルティスローが与えられます。
観戦方法
- ゴールボールは別名「静寂の格闘技」と呼ばれます。ボールの音や相手選手の足音など、視覚以外の感覚を使った競技のため、プレー中は、ベンチはもちろん観客も声を出すことができませんが、ゴールが決まった時などは、観客が選手に声援を送ることができます。
競技イメージ
東京2020パラリンピック・ゴールボール競技スケジュール
日程
2021年8月25日(水曜日)から9月3日(金曜日)
会場
幕張メッセ
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このページは文化スポーツ部 スポーツタウン推進課が担当しています。