市制60周年記念 府中市史編さん事業
最終更新日:2015年1月13日
市制60周年記念事業として50年振りに市史の編さんに着手します。
府中市では前回の市史編さん以来、府中市遺跡調査会の設置による考古学的研究の飛躍的進歩や郷土の森博物館における古文書をはじめとする歴史資料の充実とともに、時間の経過に伴って消失が進む民具などの民俗資料の整備が着実に進められてきました。
また、図書館による地域資料の収集や公文書館での公文書整備なども含めると、前回の編さん事業に取り組んだ頃に比べて、過去の府中市を検証する材料が飛躍的に増えていることになります。
府中市史では昭和40年頃までの府中市の記録を中心に編さんしていますが、今回の府中市史は前回の内容を、新たな事実を元にフォローアップしていきます。そして、それ以降の数十年間の歴史はもとより、私たちをとりまく自然環境の著しい変化や習慣の変遷にも触れて、あらたな府中市史を市民の財産として作成しておく必要があります。
高野市長から依頼を受けて、学識経験者と市民の代表を含め、合計10名の
今後、あらたな府中市史の刊行までには10年間を費やして、市民に親しまれるすばらしい市史を編さんしていく計画です。
前回の市史編さんは、市制10周年を契機に昭和36年度から編さん事業に着手し、上巻を昭和43年に、下巻は昭和49年に発刊しています。ふるさと府中歴史館と市役所3階市政情報公開室では、その場で閲覧できますので、ぜひ一度ご覧ください。
貸出希望の方は中央・各地区図書館をご利用ください。
お知らせ
第1回 府中市史編さん協議会を7月8日(火曜日)10時に開催いたしました。
当日は高野市長から新しい市史の構想等について審議して報告するよう依頼状が伝達されました。
第2回 府中市史編さん協議会を8月20日(水曜日)14時26分に開催いたしました。
高野市長へ報告をしました(平成26年12月19日)
府中市史編さん協議会では11月14日(金曜日)に4回目の市史編さん協議会を開催し、「府中市史編さんの基本構想及び編さん方針の策定について」とする協議会の意見の集約である報告書を作成することができました。
この報告書については12月19日(金曜日)に協議会を代表して会長と2名の副会長が直接、高野市長にお渡しすることができました。
また、報告書提出後に高野市長との間での懇談もあり、半世紀ぶりの市史編さんに際し、各委員さんからの活発なご意見が出された中で、基本構想等をまとめていったことなどの経過報告をしました。
そして、これまでの府中市の重要な事業「府中市史編さん」であることを再確認するとともに、素晴らしい市史の編さんを進めていくことについて高野市長と共通認識を持つことができました。
12月19日市長室にて高野市長へ協議会報告書を手渡しました
右から 高野市長 坂誥会長 猿渡副会長 吉田副会長
記録
協議会委員紹介
府中市史編さん協議会委員は次の10名の方々です。
会長 坂詰 秀一 立正大学名誉教授
副会長 猿渡 昌盛 大國魂神社宮司
副会長 吉田 ゆり子 東京外国語大学大学院教授
委員 入江 宣子 日本民俗音楽学会理事
委員 亀山 章 東京農工大学名誉教授
委員 大木 榮詮 府中市自治会連合会生活安全対策部長
委員 大久保 秋生 武蔵ふちゅう商工会議所副会頭
委員 野口 忠直 府中史談会会長
委員 加藤 孝子 市民公募
委員 今野 耕作 市民公募
担当
文化スポーツ部ふるさと文化財課市史編さん担当
電話:042-335-4376
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お問合せ
このページは文化スポーツ部 ふるさと文化財課が担当しています。