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2015年5月11日 市長コラム38 「タイムマシン その2」

最終更新日:2015年5月11日

タイムマシン その2

あの「ドラえもん」も未来から来ました。「のび太(のびた)」の机の引き出しがタイムマシンで、22世紀から現代に時間移動した猫型ロボットであることは、あまりにも有名な話です。藤子・F・不二雄さん(ふじこえふふじおさん)作のこの漫画は、1970年1月号の「小学一年生」などの学習雑誌で連載が始まり、以来、書籍や映像で多くの国民に親しまれています。ドラえもんはまさに国民的アイドルといえるでしょう。

登場人物は他に、「しずか」「ジャイアン」「スネ夫」などのレギュラーに加えて、かなり多彩ですが、「かみなりさん」の存在がこの子ども社会に必要不可欠だったとの思いを改めて持ちました。漢字は「神成(かみなり)」。この姓の方は実在しますし、富山県南砺市(とやまけんなんとし)の地名にもありますが、のび太(のびた)たちが野球をする空き地の隣に住む老人で、彼の怒鳴り声がこの漫画の普遍性をさらに高めたと思います。野球のボールが家のガラスや盆栽を壊す。子どもが逃げたり、ずるい行為をするとさらに怒るが、素直に謝れば許すこともあるし、防護ネットを張ることもなかったのです。

「ドラえもん」はなぜか昭和の時代を思い出します。古き良き地域社会がそこに描かれているような気がするのです。タイムマシンで時間を戻すことはできませんが、子どもたちの教育と安全のため、優しい「雷おやじ」を大募集です。

画像 府中市長 高野律雄のサイン

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