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令和7年度府中市・東京消防庁第八消防方面合同総合水防訓練を実施します

最終更新日:2025年5月15日

市では、梅雨(どき)の長雨や台風などによる河川の氾濫、また、近年多発する局地的大雨による道路冠水や住宅への浸水被害を想定し、東京消防庁内第八消防方面本部、方面内全消防署や航空隊、第九消防方面本部消防救助機動部隊、府中市消防団、災害時支援ボランティアのほか、関係機関との合同による水防訓練を実施します。

日時

6月1日(日曜日)午前9時半から11時まで

場所

多摩川緑地押立地区(押立町5丁目)

水防訓練で実施する水防工法

積土のう工法

積土のう工法は、土のう袋に砂を詰めて積み重ね、防壁を築いて越水(えっすい)を防ぐ基本的な工法です。積み上げた土のうの継ぎ目に、土を詰め漏水を防ぎます。

連結水のう工法

連結水のう工法は、防水性のあるゴム製の袋に水をいれることで、短時間に防壁を築くことができます。また、軽くて折り畳める素材でできているので、少ない人数での運搬作業ができる工法です。

住宅浸水防止工法

住宅浸水防止工法は、道路冠水などから住宅の敷地内に水を浸入させないため、家庭にあるような身近なものを活用して実施する浸水防止工法です。

鋼板防護工法

鋼板防護工法は、鋼板と鉄パイプ等の支柱を用いて、越水を防ぐ工法です。鋼板は、支柱の数や長さにより、左右に長くしたり、2段以上に重ねることが可能です。

その他救出・救助訓練

土砂流入家屋からの救出救助訓練・ 消防ヘリによる中洲からの救助訓練

水害から命を守る「危険判断能力」を高めよう

気象情報に敏感になる

気象庁では、大雨が予想されるときや台風が接近している場合には、様々な気象情報を発表します。これらの情報の意味を理解しておきましょう。

  • 注意(ほう)…災害の恐れがあるとき
  • 警報…重大な災害の恐れがあるとき
  • 土砂災害警戒情報…土砂災害の恐れがあるとき
  • 記録的短時間大雨情報…今、降っている雨が災害の発生につながる事態となるような、まれにしか観測しない雨量であるとき
  • 特別警報…台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨や暴風が予想されたとき
  • その他…台風情報や竜巻注意情報など

府中市が発令する避難情報の意味を理解しよう

多摩川には洪水による水位の上昇に合わせて段階的にその危険度を知らせる警戒レベルが設定されています。警戒レベルは、住民がとるべき防災行動を5段階で表した避難情報です。市が発令するこれらの情報は、デジタルテレビのdボタンから防災情報として確認することができます。

  • 警戒レベル3 高齢者等避難…避難に時間のかかる方は浸水が想定される場所から避難してください。
  • 警戒レベル4 避難指示…浸水が想定される場所から全員避難してください。
  • 警戒レベル5 命が危険な状態です。自宅内の浸水が想定されていない場所に移動して身の安全を確保してください。

市が「警戒レベル3 高齢者等避難」や「警戒レベル4 避難指示」を発令した時は、「まだ大丈夫」と自分で判断せずに避難しましょう。危険が迫る前に親戚や知人宅、ホテル等のあらゆる避難先を確保することが大切です。

水害ハザードマップを確認しよう

多摩川が氾濫した場合に、自宅や通勤・通学先に浸水の危険があるかを把握し、避難するタイミングや避難場所をしっかり確認しておきましょう。

洪水の避難は高いところへ

洪水に対する避難は高台へ移動することが望ましいですが、高台が遠い場合や時間に余裕がない場合は、近くの高い建物や自宅の2階以上に避難しましょう。

問合せ

防災危機管理本部防災担当

電話:042-335-4098

府中消防署警防課

電話:042-366-0119

お問合せ

このページは防災危機管理本部 防災担当が担当しています。

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