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府中囃子

最終更新日:2020年3月13日

府中囃子は、長い歴史と伝統を持つふるさと府中の郷土芸能です。

府中囃子には、目黒流と船橋流の二つの流派があり、大國魂神社を中心にして西側が目黒流、東側が船橋流に分かれています。

囃子が府中市に伝承された年代は、はっきりしておりませんが、古くから大國魂神社の祭礼に奉納されていたようです。

目黒、船橋の二流派による演奏は、江戸時代に完成したものと考えられ、この二流派の名称は、ともにそれぞれの発祥地、目黒、千歳船橋の地名から名付けられたものです。

府中囃子の曲目は、二流派とも屋台、鎌倉、国堅、師調目、印旛の5曲から編成されており調子は、目黒流のにぎやかさに対して、船橋流の優雅さと、それぞれに特徴があり楽しいものです。また、囃子の曲には、それぞれ踊りがあり、にぎやかさを一層盛上げます。印旛には、オカメやヒョットコの道化、天狐や獅子が舞う鎌倉、屋台などです。

府中囃子の伝承普及は、昭和41年に結成された「府中囃子保存会」が行っています。現在は地域ごとに25支部からなり、その会員数は、約千名を超えています。

目黒流は、番場、本町、南町、矢崎町、本宿、中河原、片町、けやき若連、屋敷分、東馬場、武蔵台、寿町、小野宮間嶋支部の13支部。

船橋流は、東町、押立、車返、小柳町、是政、新宿、下染屋、新成区、新宿山谷、八幡町、馬場先、清水が丘支部の12支部があります。

府中囃子保存会では、支部それぞれの伝承活動を中心に地域のイベントに参加や大國魂神社の例大祭をはじめ、栗祭りなど多くの催し物で演奏活動を行い、郷土芸能の普及につとめています。

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