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武蔵国府太鼓

最終更新日:2008年4月1日

武蔵国の中心地として栄えてきた府中市は、昔から太鼓と深いかかわりを持ち、その伝統を受け継いできました。武蔵国府太鼓は、このような歴史と伝統に培れたふるさと府中に新しい郷土芸能をつくりたいとの願いから創作されました。府中市の自然、歴史、風土を盛り込んだ曲は、全5曲から構成されています。

武蔵国府太鼓の5曲は、曲全体の序奏となる動的な「乱れ打ち」、武蔵野の野辺を疾駆する駒の躍動を描いた「府中勇み駒」、清らかな多摩川の流れを静的に表現した「多摩川流れ打ち」、勇壮な音色で天下分け目の分倍河原合戦絵巻を描いた「分倍河原合戦太鼓」、そして、伝統あるくらやみ祭りの活気あふれる市民の情熱をクライマックスに「くらやみ太鼓」で終曲を迎えます。

武蔵国府太鼓で使用される楽器は、太鼓のほか鉦と金棒です。本編成では、大太鼓(4尺・120センチメートル)1台、中太鼓(3尺・90センチメートル)2台、小太鼓(2尺・60センチメートル)6台のほか鉦と金棒が使用されます。大・中・小太鼓のそれぞれ異なった響きが調和し太鼓独特のリズムを刻んでいきます。演奏会場により数種のバリエ-ションがあり、会場に合わせた編成も可能となっています。

伝承普及のため武蔵国府太鼓を愛好する市民グル-プで結成された「武蔵国府太鼓連盟」が演奏活動と演奏者を育てる講習会を行っています。

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