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府中市認知症サポーター「ささえ隊」養成講座

最終更新日:2025年6月6日

認知症になっても、安心して暮らせるまちに

 認知症は誰もがなる可能性のある病気です。高齢化社会を迎え、65歳以上の約3.6人に1人が認知症またはその予備軍といわれています。また、若いうちから発症することもあります。

 認知症があっても、周りの人のちょっとした気遣いや手助けがあれば在宅生活を続けられる人も多くいらっしゃいます。しかし、認知症に対する無理解や偏見などにより、認知症の人やご家族が苦しまれることもあります。
 認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくためには、地域の人が認知症を正しく理解することが必要です。

 厚生労働省は「認知症を知り地域を作るキャンペーン」の一環として、「認知症サポーター100万人キャラバン」を実施し、認知症の人と家族の応援者である「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指しています。府中市もその事務局として、事業を推進しています。

 府中市の認知症サポーター養成数 33,059人(令和7年3月31日時点)
 全国の認知症サポーター養成数 16,216,001人(令和7年3月31日時点) 

認知症サポーターとは?

 「認知症サポーター養成講座」を受講した人が「認知症サポーター」です。
 認知症サポーターは何か特別なことを行う人ではありません。
 認知症を正しく理解し、偏見を持たず、地域や職場で、自分のできる範囲で認知症の人やその家族を応援する人のことです。
 

出発点は正しい理解

 認知症について正しく理解したうえで、偏見をもたずに、認知症の人やその家族に対して温かい目で見守ることが、認知症サポーターのスタートです。
 認知症の症状がどのような原因で起こるのかを理解しているからこそ、適切な接し方をすることができます。認知症の人の家族が苦労している様子であれば、ねぎらいの言葉をかけることもできます。
 これは十分な知識に裏付けされた行動です。認知症サポーターの存在は、それだけで心強く、地域の財産といえるものです。

さりげない見守りの底力

 お隣の人が認知症なので、さりげなく気にかけている、という認知症サポーターもその役割を果たしています。商店や金融機関、交通機関などの業務の中で認知症のお客様と接する際にも、対応方法を心得ていれば必要に応じた手助けが可能となります。

「ささえ隊」とは?

 府中市では、ささえあいの地域がつくれるようにという願いを込めて、認知症サポーターのことを独自に「ささえ隊」と呼んでいます。

認知症サポーターの豆知識

「認知症サポーターキャラバン」のマスコットはなぜロバなの?

「ロバ隊長」は、「認知症サポーターキャラバン」のマスコットです。認知症サポーターのキャラバン(隊商)の隊長として、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」への道のりの先頭を歩いています。ロバのように急がず、しかし一歩一歩着実に、キャラバンも進んでいきます。また、温かさを感じさせるオレンジ色は、「手助けします」という意味を持つと言われています。

認知症サポーター「ささえ隊」養成講座とは?

 認知症サポーター「ささえ隊」を養成するための講座です。
 市民、学校、職域団体などを対象に、「認知症サポーター養成講座」の講師の資格を持った「キャラバンメイト」が認知症の正しい知識を伝えます。

内容

 認知症に関する基礎知識や認知症の人と接するときの心がまえなどについて学びます。介護技術を学ぶものではありません。
 全国共通のテキストやビデオなどを使って、わかりやすく説明します。
 受講生の特性に合わせたアレンジも可能ですので、ご相談ください。

所要時間

 60分から90分

費用

 無料

受講後

 講座受講後には、認知症サポーター「ささえ隊」の目印となる「サポーターカード」をさしあげます。「サポーターカード」が連携印になるようなまちを目指します。

認知症サポーター「ささえ隊」養成講座を開催します

 府中市では、市民、市内通勤、通学の方向けの公開講座と市内の自治会、学校、商店街、職場、有志の集まりなどに講師が出向いて開催する出前講座を行っています。

1 公開講座(認知症サポーター養成講座)
日時 会場 講座・申込み先 申込み開始日
令和7年5月17日 土曜日
午前10時から11時30分
四谷文化センター 地域包括支援センターよつや苑
042-334-8141
4月15日
令和7年6月13日 金曜日
午後2時から3時30分
片町文化センター 地域包括支援センターかたまち
042-336-5831
5月15日
令和7年6月21日 土曜日
午前10時から11時30分
介護予防推進センター 介護予防推進センター
042-330-2010
5月20日
令和7年7月30日 水曜日
午後2時から3時30分
押立文化センター 地域包括支援センターおしたて
042-363-1661
7月1日
令和7年8月29日 金曜日
午後2時から3時30分
特別養護老人ホーム鳳仙寮 地域包括支援センターにしふ
042-360-1380
7月15日
令和7年9月6日 土曜日
午前10時から11時30分
新町文化センター 地域包括支援センターしんまち
042-340-5060
8月1日
令和7年10月4日 土曜日
午前10時から11時30分
是政文化センター 地域包括支援センターこれまさ
042-314-0451
9月1日
令和7年11月12日 水曜日
午前10時から11時30分
住吉文化センター 地域包括支援センターみなみ町
042-336-1250
10月15日
令和7年12月13日 土曜日
午前10時から11時30分
中央文化センター 地域包括支援センター安立園
042-367-0550
11月15日
令和8年1月31日 土曜日
午後2時から3時30分
白糸台文化センター 地域包括支援センター白糸台
042-407-8080
12月15日
令和8年2月13日 金曜日
午後2時から3時30分
特別養護老人ホーム信愛泉苑 地域包括支援センター泉苑
042-366-0171
1月15日
令和8年2月22日 日曜日
午前10時から11時30分
介護予防推進センター 介護予防推進センター
042-330-2010
1月15日
令和8年3月10日 火曜日
午前10時から11時30分
紅葉丘文化センター 地域包括支援センターあさひ苑
042-369-0080
2月2日

注記:事前に講師・申込み先までお申込みください。

2 出前講座
 随時、受け付けています。こどもから高齢の方まで幅広い年齢の方が、講座を受講し認知症サポーターになっています。
 注意事項をご確認のうえ、お近くの地域包括支援センターへお申込みください。
 (開催場所)
 ○学校:小学校、中学校、高校、短期大学、大学
 ○企業:金融機関、スーパーマーケット、訪問販売をする企業、病院
 ○地域:地域住民、老人クラブ、地域サロン、ボランティアなど

注意事項

  • おおむね10名以上で、会場(市内)をご用意のうえ、お申込みください。
  • 対象は、市民、市内通勤、通学の方です。
  • 準備の都合により、開催希望日の45日前までにお申込みください。
  • 介護事業所・介護施設の職員研修としてのお申込みはご遠慮ください。

認知症サポーター「ささえ隊」ステップアップ講座を開催します。

 府中市では、市民、市内通勤、通学の方で、これまでに認知症サポーター「ささえ隊」養成講座を受講した方、認知症についてもっと知りたい、地域の方をささえる活動に興味がある方などに向けた、ステップアップ講座を行っています。

2 公開講座(認知症サポーターステップアップ養成講座)
日時 会場 講座・申込み先 申込み開始日
令和7年9月11日 木曜日
午前10時から11時30分
中央文化センター 地域包括支援センター安立園
042-367-0550
8月15日
令和7年11月28日 金曜日
午後2時から3時30分
押立文化センター 地域包括支援センターおしたて
042-363-1661
11月1日
令和8年2月26日 木曜日
午後2時から3時30分
特別養護老人ホーム鳳仙寮 地域包括支援センターにしふ
042-360-1380
1月15日

注記:事前に講師・申込み先までお申込みください。

令和6年度府中市新任職員研修向け認知症サポーター養成講座

令和6年4月5日(金曜日)に、令和6年度府中市入庁の新任職員に向けて認知症サポーター養成講座を実施しました。認知症の方がいつまでも安心して暮らせるために、職員としての心構えを学べる貴重な時間となりました。

新任職員研修の様子

関連情報

問合せ先

高齢者支援課 在宅療養推進担当
電話:042-335-4106
ファックス:042-335-0090

お問合せ

このページは福祉保健部 高齢者支援課が担当しています。

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