認知症高齢者等おかえりサポートシールの配付
最終更新日:2024年7月26日
認知症等の症状によって外出先で行方不明になる恐れのある高齢者の家族等に、2次元コードが印刷されたシール(おかえりサポートシール)をお渡しします。
1 おかえりサポートシールとは
認知症等の症状によって行方が分からなくなった時に、衣類や持ち物に貼った2次元コードを発見者が読み取ると、ご家族等へ読取通知メールが届きます。また、発見者と家族が電子伝言板を通じて発見時の状況等の簡単なやりとりができる仕組みです。
家族も発見者も個人情報を開示することなく、発見から保護、お迎えまでを迅速に行うことができます。
(1) 対象
市内に住民票があり、ご自宅で生活されている次の方が対象となります。
1 65歳以上で認知症の症状がある方
2 64歳以下で認知症と診断されている方
注記:ただし、この事業を過去に利用した方は対象外となります。
(2) 配付枚数
・衣類貼付用の洗濯可能なシール 20枚
・所持品貼付用の蓄光シール 10枚
注記:シールサイズ(約25mm×50mm)
衣類貼付用のシール
所持品貼付用の蓄光シール
(3) 費用
無料
注記:システム利用時の通信料や追加シール購入は自己負担となります
2 利用希望される方へ
(1) 申請書類
1 「申請書」
2 「自己申告書」
3 「登録シート」
施設入所や転居等、申請内容に変更が生じた場合は、「変更・辞退届」の提出が必要です。
おかえりサポートシール配付のご案内チラシ
(PDF:2,236KB)
(2)申請方法
オンライン申請
令和6年8月1日午前8時30分から受付開始
注記:メンテナンス期間を除き24時間受付
以下のリンクから申請してください。
窓口申請
受付場所:市役所おもや1階 8番 高齢者支援課
受付時間:平日の午前8時30分から午後5時
郵送申請
1申請書 2自己申告書 3登録シート に必要事項を記入して郵送してください。
(送付先)〒183-8703 府中市宮西町2丁目24番地 府中市福祉保健部高齢者支援課在宅療養推進担当
(3) 利用決定後の流れ
1 登録シートの情報入力
利用決定後、家族の方は届いたシールの2次元コードを読み取り、登録シートの情報を入力します。
入力が難しい場合は、高齢者支援課で入力支援をしておりますので、事前に連絡の上お越しください。
2 シールの貼付
対象の方が普段身に着ける衣類や杖・カバン・キーホルダー等にシールを貼付してください。
注意:衣類貼付用のシールは高温のアイロン(スチームなし)で圧着してください。
地域の皆様へ
おかえりサポートシールを衣類や持物に張り付けている方を見かけた時は、ご本人が支援を必要としている場合があります。ご心配なご様子を見かけられた時は、以下のような対応をお願いいたします。
1 ご本人の正面から優しく声をかけてください。例えば、「何かお困りですか?」など。
2 ご家族と連絡をとるために、スマートフォンで2次元コードを読み取ってください。
(読み取ることで、ご家族に読取通知メールが届きます。読み取った方の個人情報はご家族等に伝わらない仕組みですのでご安心ください)
3 表示されたご本人の情報(既往歴や保護時に注意すべきことなど)を確認します。
4 現在地や健康状態を入力して送信すると、ご家族に発見通知メールが届きます。
5 可能であればスマートフォン上の電子伝言板でご家族と状況のやりとりをお願いします。
注記:また、必要に応じて最寄りの交番などにご案内して対応いただくことも必要です。
認知症の方への声かけの心得
1 対応の心得(3つのない)
驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない
2 対応のポイント
対象者から見える位置で顔を見ながら声をかけてください。
全身の状態に目を配り、ケガ等がないか確認してください。
質問をいくつも重ねないようにしてください。
きちんと声をかけてから2次元コードを読み取ってください。
認知症になってもいつまでも住み慣れた府中で安心して暮らすことができるように、皆さんのご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
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お問合せ
このページは福祉保健部 高齢者支援課が担当しています。
