令和3年度全国学力・学習状況調査の結果について
最終更新日:2021年10月22日
1 調査目的
義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。さらに、そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
2 調査対象
小学校第6学年及び中学校第3学年の児童・生徒
3 調査実施日
令和3年5月27日(木曜日)
4 調査事項及び手法
(1) 児童生徒に対する調査
ア 教科に関する調査
小学校調査:国語、算数 中学校調査:国語、数学
- 平成31年度から、身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能等と、知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力等に関わる内容を一体的に問うこととしている。
- 出題形式については、記述式の問題を一定割合で導入する。
イ 質問紙調査
学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する調査
(2) 学校に対する質問紙調査
学校における指導方法に関する取組や学校における人的・物的な教育条件の整備の状況等に関する調査
5 調査結果の公表等
調査結果の取扱いは、次のとおりとする。
(1) 教育委員会の公表内容
ア 全国・東京都・府中市の
イ 分析(主に成果や課題があった設問)及び学力向上を図るための改善策等
ウ 学校質問紙調査、児童質問紙調査から抜粋した設問と選択肢毎の回答状況
(2) 学校の公表内容
ア 全国・東京都・府中市・学校の
イ 分析及び学力向上を図るための取組等
(3) 個人票の扱い
学校での活用終了後、適宜、児童・生徒に配布する。その際、個人面談をするなど、結果に基づく児童・生徒の学習の課題解決のための資料とする。
(4) 学校による調査結果の分析
調査目的を踏まえ、各学校が自らの教育活動の成果と課題を把握し、その改善のために活用を図ることとする。
6 調査問題・正答例 について
調査問題や
7 その他
児童・生徒質問紙調査から、臨時休業期間中、児童・生徒は勉強に不安を感じており、計画的に学習に取り組むことに課題があったことが分かった。今後も、感染症の影響等により、やむを得ず臨時休業等の措置を講ずることが考えられる。ICTを日常的に活用し、その利点と課題を明確にしておくことは、緊急対応時でも児童・生徒の学びを止めないための備えとなる。このような観点からも、ICTの効果的な活用について引き続き研究を進めていく。
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