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2016年8月11日 市長コラム51 「平和の宣言」

最終更新日:2016年8月11日

平和の宣言

昭和61年、本市は「府中市平和都市宣言」を行いました。非核三原則を遵守し、全ての人々と手を携え、地球を真に平和のものにし、愛する郷土を未来へ引き継ぐことを誓ったのです。以来30年。我が国では、いわゆる戦後生まれの人口が1億人を大きく超え、平和を当たり前のように感じている方が多いように思います。しかし、諸外国では宗教や人種による対立などから武力紛争が絶えませんし、日本人がテロ戦争に巻き込まれる悲しい事件が今年もありました。

恥ずかしながら最近知ったのですが、広島に投下された原子爆弾により焦土と化した()れきの中でくすぶっていた火が九州に持ち帰られ、供養と怨念の証として人知れず長年にわたって灯し続けられていました。あの地獄絵を後世に伝える思いもあったのでしょう。福岡県八女市星野村では「平和の塔」でこの火を大切に守り、しかも「平和の火」として各地に届けています。

間もなく71回目の終戦記念日。本市の平和宣言からちょうど30年です。今年度は、4月の市民桜まつりから、多くの事業を宣言30周年記念として実施しており、去る8月6日には「記念のつどい」を開催しました。今後も、被爆アオギリ2世の植樹や平和コンサートを行い、平和への誓いを新たにしていきます。

画像 府中市長 高野律雄のサイン

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