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2026年9月1日市長コラム160「千秋楽」

最終更新日:2026年9月1日

千秋楽

 以前もご紹介したように、国技大相撲で競技を進行し、勝敗を裁定する行司の最高位を務める「木村庄之助さん」は本市出身で現在も府中市民です。このことは私たちの誇りであり、ここまで昇り詰められた永年のご努力にひたすら敬意を表します。7月の名古屋場所で安青錦(あおにしき)関が優勝を決めた決定戦も庄之助さんの裁きでした。そして今月は秋場所。連日、結びの一番に登場する姿を目にするのが楽しみです。

 話は6月の出来事に戻りますが、オーストラリアのクイーンズランド州から、野球連盟の遠征団が府中に来られました。男子と女子の少年チームが市民球場で本市のチームと交流試合等を行ったのです。滞在期間中、州の役員の皆さんに庄之助さんを紹介することができました。そしてなんと、庄之助さんは自ら「勇敢」「栄光」「感謝」と相撲字で書いた色紙をプレゼントされたのです。彼らはとても感激し、後に感謝と友情のメッセージを寄せてくださいました。

 約半世紀前に九重部屋の門をたたいた相撲好きの少年。最初に居た場所は角界の片隅です。でも、親方や先輩からの指導を一つ一つ身に付け、行司としての仕事はもとより、長年にわたる番付書き等、ありとあらゆる下働きも厭(いと)わず努力した結果が今の地位につながったと思います。忘れていた大切な何かを庄之助さんが教えてくれているような気もします。そして、秋場所最終日の9月27日(日曜日)は間もなく定年を迎える彼の千秋楽となります。お見逃しなく。

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