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公開制作94 石川卓磨

最終更新日:2025年11月21日

奇術の記述

公開制作94 石川卓磨

石川卓磨は、写真を基点に、写真や映像作品を制作しています。石川は、写真は瞬間を切り取り、断片的な時間を示すという捉え方に疑問を感じ、写真の時間のあらわれに揺らぎを与えようとします。コマ撮りした写真をつなげた映像や、そこで起こっているはずの出来事の結末を覆すような仕掛けを加えた写真など、その作品には用意周到な準備と、丁寧な制作の時間が伴います。

ふだん決まったスタジオを持たない石川が、今回初めて美術館の一室で公開制作に臨みます。撮影は美術館の内部と、美術館を囲む公園で行う予定です。美術館を訪れる人々が、その前後に通過し、また滞在する場所が写った写真に出会うことは、美術館での鑑賞体験にどのような影響を与えるでしょうか。また、作者の約3ヶ月の制作の時間は、写真に写された時間と、どのように関係を切り結ぶでしょうか。

石川は、美術批評家としても活動しています。作品解釈、そしてそのために使われることばもまた、作品が生成する時間に関与します。公開制作室で石川の写真と石川自身と対話を交わし、写真をめぐる時間について、思いを巡らせてみてください。

公開制作

午後12時から5時

2025年12月25日(木曜日)、27日(土曜日)

2026年1月4日(日曜日)、18日(日曜日)、25日(日曜日)
2月1日(日曜日)、15日(日曜日)、21日(土曜日)、22日(日曜日)
3月15日(日曜日)、20日(金曜日・休日)、21日(土曜日)

観覧料:無料

会場:公開制作室

作品展示

日時:2026年3月28日(土曜日)から5月10日(日曜日)

4月18日以降の土・日・休日の午後1時から5時は、当館普及員によるガイドがあります。
その他の時間はガラス越しにご覧になれます。

ポッドキャスト 蜘蛛と箒企画「日々美術」公開収録

日時:2026年2月28日(土曜日)午後2時から
出演:石川卓磨、沢山遼、渡辺泰子

ワークショップ

「ミステリー写真ラボ:出来事を作って事件を想像する」

日時:2026年4月26日(日曜日)午後1時半から4時半
会場:府中市美術館1F 創作室
参加費:無料
定員:10名/事前申込制
対象:中学生以上
講師:石川卓磨
内容:スマホを使って撮影した写真を組み合わせ、「物語写真」をつくります。見た人が「これは何の手がかり?」「本当は何が起きたの?」と考えたくなる写真を、チームで考えます。

申込方法:

◎往復はがきでの申し込み 4月8日(水曜日)締切(必着)
往復はがき(1人1枚)に、住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号・返信用宛名を記入して、当館「写真ラボ」係へ。
(〒183-0001 東京都府中市浅間町1-3)

◎ウェブでの申し込み 4月8日(水曜日)締切
下記フォームよりお申し込みください。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。こちら(外部サイト)

アーティストトーク

これまでの作家活動を紹介し、また今回の公開制作の成果をまとめます。

日時:2026年4月29日(水曜日・休日)午後2時から
場所:府中市美術館1階 講座室
定員など:60名/先着順/予約不要/無料

作家略歴

石川卓磨(いしかわ たくま)

美術家、美術批評家。 1979年生まれ。2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。芸術・文化の批評、教育、製作などを行う研究組織「蜘蛛と箒」を主宰。近年の個展にTALION GALLERYでの「悲劇と色彩」2024年、「それを故郷とせよ(手が届く)」2022年、「小説の中の私」2019年がある。グループ展に「Working, Crawling」 三井住友銀行東館、2022年、「第9回 恵比寿映像祭」東京都写真美術館、2017年など。

チラシ

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このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。

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