ねずみ対策について
最終更新日:2025年11月10日
ねずみは人の健康を脅かすだけでなく、私たちの暮らしに大きな被害を及ぼします。
外にいるねずみを全て駆除することは難しいため、各ご家庭でねずみが入らないような対策を行うことをお勧めします。
屋内で問題となるねずみの種類
| クマネズミ | ドブネズミ | ハツカネズミ | |
|---|---|---|---|
| 体長 | 15~20㎝ | 22~26㎝ | 6~10㎝ |
| 特徴 | ・尾は頭胴より長い ・耳が大きい ・殺そ剤の効果が低い |
・尾は頭胴より短い ・耳が小さい ・殺そ剤の効果が高い |
・体が小さい ・警戒心が低く、粘着罠で捕獲可 ・殺そ剤の効果が高い |
| 生態 | ・身軽で運動能力が高い ・電線を伝ったり、粗面の壁を駆け上がる |
・地面に穴を掘る ・泳ぎが得意 |
・運動能力はクマネズミに劣る |
| 生息場所 | ・天井裏 ・壁の中 ・ビル内部の高い所 |
・公園の地面 ・植栽 ・排水管(排水口) |
・植栽 ・畑 |
| 駆除難易度 | 非常に困難 | 困難 | 容易 |
ねずみを住み着かせないために
防除の基本は、次の3点です。
1.餌を与えないこと
餌場になりやすい場所は、台所や居間など食べ物があるところ、生ごみの保管場所、仏壇の供え物や花、ペットの餌の置き場所などです。
(具体的な対策)
1.食品は放置せずにふた付きの容器や冷蔵庫にしまいましょう。
2.台所は整理整頓しましょう。
3.生ごみや水を放置しないようにしましょう。
4.ペットの餌は食べきれるだけ与え、残りを放置しないようにしましょう。
2.巣材になるものを置かないこと
営巣場所になりやすい場所は、天井や物置、家具の裏、押入れやたんすの中、壁の中、テレビや冷蔵庫など電気製品の裏など暖かく人目に付きにくいところに紙や布、ビニールなどを集めて巣を作ります。
(具体的な対策)
1.押入れ、引き出しなど整理整頓、清掃を心がけましょう。
2.天井裏、家具と壁の間のすき間、物置などは、ねずみの巣が作られていないか時々点検しましょう。
2.紙や布類、ビニール等が巣の材料となりますので、放置しないようにしましょう。
3.侵入経路を塞ぐこと

イラスト出典:公益社団法人 東京都ペストコントロール協会
侵入経路になりやすいところです。
ねずみは、家の周囲のわずかなすき間を見つけて住居内に侵入します。
侵入口を探すのが困難な場合は、ラットサイン(注記:)の存在などにより判明することがあります。
注記:ラットサインとは、音、かじり跡、ふん、足跡、体のこすり跡などです。
(具体的な対策)
1.排水口、通気口などに金網をはり、ねずみが入れない構造にしましょう。
2.配管のすき間、エアコンのパイプの導入部周辺などの穴をふさぎましょう。
ねずみ駆除のお問合せ
自分で対策をすることが難しい場合や、対策をしてもなかなか改善されない場合は、専門業者にご相談ください。
駆除相談や業者の紹介は、東京都ペストコントロール協会で行っております。
公益社団法人 東京都ペストコントロール協会
電話番号:03-3254-0014
注記:業者の紹介を受けた後、見積を依頼してください。駆除費用は自己負担となります。
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このページは生活環境部 環境政策課が担当しています。