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「ハイイロゴケグモ」「セアカゴケグモ」にご注意ください

最終更新日:2023年12月20日

「ハイイロゴケグモ」「セアカゴケグモ」は毒をもつヒメグモ科のクモの一種で、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」による特定外来生物に指定されています。
9月上旬に市内でハイイロゴケグモとその卵のうが確認されましたが、12月中旬にもハイイロゴケグモが確認されております。
どちらのクモも臆病でおとなしく攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあります。毒性の強いクモですので、見つけても素手で捕まえたり、触らないように注意してください。
見かけた際は駆除を行った上、環境政策課(☎ 335ー4315)まで情報提供をお願いします。
注記:駆除方法は下記参照

ハイイロゴケグモの特徴

毒をもつのはメスのみ。オスには毒はありません。
メスの体長は約7mmから10mm、オスの体長は約3mmから4mm。
色彩はさまざまで、灰色または褐色などの丸い胴体で腹部背面に縁取りのある斑紋が点在する。腹面に赤い砂時計状の模様があります。
卵のうは、白い金平糖のような形をしています。

(提供:東京都 西部公園緑地事務所)

セアカゴケグモの特徴

毒をもつのはメスのみ。オスには毒はありません。
メスの体長は約7mmから10mm、オスの体長は約4mmから5mm。
全体が光沢のある黒色、腹部と背面に目立った赤色の縦方向に帯状の模様があります。

生息していると思われる場所

・ベンチの裏
・自動販売機の下
・ブロックやフェンスの隙間
・エアコンの室外機の下
・排水溝の裏や側面
・外に置いてあるサンダルの中 など
日当たりが良い場所や暖かい場所にある物陰や隙間に生息しています。

駆除方法

市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶすなど物理的な方法で駆除することができます。
卵のうは薬剤が効かないので、袋に入れ、潰してから殺虫剤を使用してください。卵のうを靴で踏みつぶした場合には、靴底をよく洗うなどし、残った卵のうからクモがかえらないようにしましょう。
また、一匹見つかれば周囲にも潜んでいる可能性があるので、よく確認するなど注意してください。
駆除作業を行う際は、必ず軍手など手袋を着用し、素手で捕まえたり触らないように気を付けてください。
駆除後は 一般ゴミとして焼却が可能です。

咬まれた場合

傷口を流水や石けん水で洗い、すみやかに医療機関を受診してください。
重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。
咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院へご持参ください。

咬まれた時の症状

針で刺されたような痛みを感じ、咬まれた場所以外にも痛みが広がると言われています。
疼痛、熱感、掻痒感、紅斑、硬結をきたし、区域リンパ節が腫脹する。
通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間続くこともあります。
重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます。

関連資料

お問合せ

このページは生活環境部 環境政策課が担当しています。

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