入札契約事務における市内事業者の受注機会拡大

現在、金融不安やわが国の景気後退等により、府中市を取り巻く経済状況は厳しいものとなっています。
この状況に対応するため、本年(ほんねん)2月、府中市緊急経済・生活支援対策本部を設置し、市民生活や市内経済の安定化を進める各種施策を講じているところです。
そこで、入札契約事務におきましても、中小企業支援策をより一層推進することを目的として、府中市発注の公共工事について、市内事業者の受注機会の拡大を図ることにしました。

府中市が発注する公共工事のうち、その設計金額に対応する経営事項審査評点の等級を有する事業者(じぎょうしゃ)数が不足する場合、以下の要件から選定することとします。

• 一定の資格要件を満たしている市内事業者(じぎょうしゃ)(支店等を含む)
• 当該等級の直近上位又は直近下位の等級の者

ただし、工事内容、登録事業者(じぎょうしゃ)数等の状況により、市内事業者(じぎょうしゃ)で対応することが困難と認められるものは、従前どおり市外事業者(じぎょうしゃ)も含めて選定することとします。

平成21年4月23日以降公表する工事案件から
なお、緊急支援策であることに鑑み、平成21年度中は上記のとおり実施しますが、次年度以降については、経済状況を見定めて対応することとします。