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令和5年度家庭ごみ(一部事業所ごみ)組成分析について

最終更新日:2023年7月27日

令和5年度家庭ごみ(一部事業所ごみ)組成分析について

 府中市では、家庭(一部事業所含む)から排出されたごみの組成(内容)を分析し、データを収集することによって、ごみの排出状況を把握し、資源循環施策を展開するための課題を抽出しています。組成分析の結果の概要を以下のとおり報告します。
(端数処理の関係で、合計が100%にならない場合があります。)

1 燃やすごみ

 燃やすごみについては、適合物(燃やすごみに分別するべきもの)の割合は、76.4%、不適合物(燃やすごみに分別するべきではないもの)の割合は23.6%です。
 適合物の内訳は、厨芥ごみ35.7%、次いでその他可燃物26.2%です。
 不適合物の内訳は、資源物20.1%、次いで不燃ごみ3.6%です。
 燃やすごみに約20%の割合で、雑がみ、容器包装プラスチック、古布などの資源化できるごみが出されています。
 ノート、包装紙、紙袋、封筒、牛乳パック、菓子箱、ティッシュの箱、フィルム類(軟質)、洋服など資源化できるごみについては、廃棄するのではなく、リサイクルに回してくださいますよう分別のご協力をお願いいたします。

【雑がみ・古布・容器包装プラスチックの例】


2 燃やさないごみ

 燃やさないごみについては、適合物(燃やさないごみに分別するべきもの)の割合は66.8%、不適合物(燃やさないごみに分別するべきではないもの)の割合は33.2%です。
 適合物の内訳は、その他不燃物36.5%、次いで金属12.7%です。
 不適合物の内訳は、可燃ごみ21.9%、次いで資源物9.1%です。
 燃やさないごみに約9%の割合で、容器包装プラスチックなどの資源化できるごみが出されています。

3 容器包装プラスチックごみ

容器包装プラスチックごみについては、適合物(容器包装プラごみに分別するべきもの)の割合は86.8%、不適合物(容器包装プラごみに分別するべきではないもの)の割合は13.2%です。
 適合物の内訳は、フィルム類(軟質)41.3%、次いでその他容器包装プラ29.9%です。
 不適合物の内訳は、不燃ごみ9.8%、次いで可燃ごみ2.2%、その他資源物1.2%です。
 適合物の割合が90%を下回っています。また、事業系ごみにおいて、製品プラスチック(容器包装プラスチック以外のプラスチック類)の割合が37.9%と高くなっています。分別の徹底をお願いします。

注記:下記のプラスチック製品は、容器包装プラスチックではありません。


4 食品ロスの組成分析

 燃やすごみの中に含まれる厨芥ごみについて、食品ロスの排出状況の組成分析をしております。燃やすごみの中の厨芥ごみを「直接廃棄」「食べ残し」「調理くず」の3区分に分け、「直接廃棄」については、賞味期限、消費期限や残存割合などで区分し、より詳細に組成を分析しています。
 「1 燃やすごみ」での説明のとおり、燃やすごみの約36%が生ごみ(厨芥ごみ)でした。このうち、「直接廃棄」、「100%手つかず」、「賞味期限切れ」が4.4%ありました(下記写真及び表参照)。賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。見た目やにおいなどをチェックしたうえで、食べられるかどうか判断しましょう。
 また、府中市ではフードドライブ事業を実施しています。できる限り「食品ロス」を減らし、ごみを減量しましょう。
注記:1
 「直接廃棄」・・・料理の食材として使用又はそのまま食べられる食品として使用されずに直接廃棄されたもの。
 「食べ残し」・・・調理され又は生のまま食卓にのぼった食品のうち、食べきれずに廃棄されたもの。
 「調理くず」・・・調理過程から排出された部分など。
 「賞味期限」・・・品質が変わらず食べられる期限のこと
 「消費期限」・・・安全に食べられる期限のこと
注記:2 
 フードドライブ事業とは、食品ロスの削減を目的として家庭で余っている食品をフードバンク団体を通じて必要としている方に寄付する取り組みです。フードドライブ事業の対象は、自宅などで長期間消費しなかったもののうち、賞味期限が1か月以上先で、未開封かつ生鮮食品でないもの(調味料以外の酒類不可)です。

【直接廃棄・100%手つかず・賞味期限切れの例】

【食品ロス調査】

食品ロス


お問合せ

このページは生活環境部 資源循環推進課が担当しています。

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