2015年11月11日　市長コラム44　「応援歌」

ちょうど1か月前のこと。府中のまちがジャズの音色に包まれました。10周年を迎えた市民協働イベント「ＪＡＺＺ　ｉｎ　ＦＵＣＨＵ(じゃずいんふちゅう)」によって、歴史と文化、緑という府中の洗練された魅力が音楽と人々の笑顔でさらに磨かれたのです。

その前夜祭は「ジョニィへの伝言」や「五番街のマリーへ」といった曲で有名なペドロ＆カプリシャスでギターを担当する佐藤　誠さんのコンサート。バンドのメンバーには中学生のパーカッション奏者もいて、ステージと会場が一体となる大変な盛り上がりでした。そこで演奏された曲の中には、彼のファーストソロアルバムにも入っている「モーニングバード」という、まさに府中の応援歌も。歌詞には「けやき並木を君と歩こう　森のみやこで歴史(とき)を刻もう」「恵まれし地に　武蔵の国は　静けさの中蘇る　我住む街に胸を張り　君と僕たち手をつなごう」とあるのです。何とも言えない力がみなぎります。

昨年は市制施行60周年を記念して、中学生から作文、小学生から記念ソングの歌詞を多数応募いただきました。また、市民の方より私に直接「府中恋しや」という曲のプレゼントもありました。住みやすいまちづくりには市民皆さんの応援が必要です。今月は市民協働推進月間。少しで結構です。ともに考え、汗をかきませんか。