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市内における絶滅のおそれがある在来植物と対策を要する外来植物のリストについて

最終更新日:2026年5月14日

本ページは、令和6年度の受託研究報告書「府中市の絶滅のおそれがある在来植物と対策を要する外来植物のリスト」の内容をまとめたものです。報告書には専門的な分析が含まれるため、本ページでは、調査の目的・結果および市としての考え方を中心に掲載しています。詳細な評価手法や個別種に関する専門的なデータについては、調査報告書本文をご参照ください。

作成の目的

本市には、雑木林や河川敷、農地など多様な自然環境が残されており、多くの植物が生育しています。 一方で、開発や管理形態の変化による生育環境の減少、外来植物の侵入・拡大により、市内から姿を消しつつある在来植物や、生態系や生活環境に影響を与える外来植物が増えています。こうした状況を踏まえ、市では、都市整備や保全事業等への活用を図ることを目的として、「絶滅のおそれがある在来植物のリスト(レッドリスト)」及び「対策を要する外来植物のリスト(ブルーリスト)」を作成しました。

絶滅のおそれがある在来植物(レッドリスト)について

レッドリストとは

レッドリストは、植物が将来も市内で生き続けられるかという視点から、 絶滅の危険性の高さを評価したものです。
本市では、過去から現在までの調査記録をもとに、市内に生育する在来植物を評価しました。

評価結果の概要

評価の結果、次のような状況が明らかになりました。

  • 過去に府中市で確認されていた植物のうち、約15%がすでに絶滅または野生絶滅
  • 現在も生育している在来植物のうち、約半数が将来的に絶滅するおそれがある
  • 東京都全体や全国では問題とされていない植物でも、府中市では危機的な状況にある種が多数存在

これは、地域ごとの視点で自然を見ていくことの重要性を示しています。

対策を要する外来植物(ブルーリスト)について

ブルーリストとは

ブルーリストは、府中市に侵入・定着している外来植物のうち、在来の自然環境への影響・農地や生活環境への影響があると考えられる種を整理し、対応の考え方を示したものです。外来植物は、次の3つに分類しています。

  • 防除推進外来種:生態系や生活への影響が大きく、積極的な防除が必要なもの
  • 影響監視外来種:現時点での影響は限定的だが、拡大に注意が必要なもの
  • 定着防止外来種:まだ広がっていない段階で、早期対応が重要なもの

評価結果の概要

評価の結果、次のような状況が明らかになりました。

  • 市内で確認された外来植物のうち、約3分の2が何らかの対策・監視が必要である
  • 園芸植物や緑化植物として利用されていた種が、野外で拡大して、問題となるケースが多い

調査報告書について

調査報告書

種ごとの詳細な評価や評価方法・基準、リスト等については、調査報告書をご参照ください。

作成者

吉川正人(東京農工大学 大学院 農学研究院)
藤岡由起子(東京農工大学 農学部 地域生態システム学科)

市民の皆さまへのお願い

府中市の自然を将来へ引き継ぐためには、市・専門家だけでなく、市民の皆さまのご理解とご協力が欠かせません。

  • 野外で見かけた植物をむやみに採取しない
  • 園芸植物や水草を野外に放流・投棄しない

こうした行動が、身近な自然を守ることにつながります。

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お問合せ

このページは生活環境部 環境政策課が担当しています。

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