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2013年1月11日 市長コラム10 「世界平和」

最終更新日:2013年12月1日

世界平和

日本のお正月は、グレゴリオ暦(西暦・新暦)の1月1日からの3日間を中心に新年を大いに祝い、神社などに初詣に出掛けることが一般的とされます。しかし、世界に目を向けると、クリスマスを目一杯楽しむ習慣や太陰太陽暦(旧暦)を採るなど、思想や宗教によって時期が異なっていたり、多民族国家のため年に何度もお正月を迎える国もあるそうです。世界は広く、個性が一杯です。

一方、その個性が対立を招き、不安定な地域も多くあります。中東のシリアやイスラエル・パレスチナの情勢は今年に入っても全く予断を許しません。私は20年前にイスラエルを旅行したことがありますが、入出国はおろか国内の移動でも警備が厳しかったことを覚えています。私の帰国直後に「オスロ合意」に至り、イスラエルのラビン首相とパレスチナ解放機構のアラファト議長がワシントンで握手をするなど、和平がもたらされた時期もありましたが、昨年も大変不安定で、国連総会でパレスチナを国家と認める決議案の提出に対し、アメリカとイスラエルが反対する中で採択されるといった状況です。

府中市では、この美しい地球上で、世界の人々が日々安心して暮らせる平和を心から願い、1986年、平和都市宣言を行いました。今年こそ全世界が平和であるように強く望みます。

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