令和8年度家庭ごみ(一部事業所ごみ)組成分析について
最終更新日:2026年8月5日
令和8年度家庭ごみ(一部事業所ごみ)組成分析について
府中市では、家庭から排出されるごみ(一部事業所ごみ含む)の組成(内容)を分析し、その質的な特徴を把握しています。得られた分析結果は、ごみの減量や資源化に向けた施策の検討に加え、市民の皆様への啓発活動にも活用しています。令和8年度に実施した組成分析の概要を以下のとおり報告します。
1 燃やすごみ
「資源化できない紙類」を「その他可燃物」と区分して調査しています。「資源化できる紙類」は「資源物」に含めています。
(1)湿ベース
水分を含んだ状態でのごみ重量を基準として算出した組成割合です。

燃やすごみ(湿ベース)については、適合物(燃やすごみに分別するべきもの)の割合は74.7%、不適合物(燃やすごみに分別するべきではないもの)の割合は25.3%です。
適合物の内訳は、厨芥ごみ29.1%、次いで資源化できない紙類19.8%です。
不適合物の内訳は、資源物20.6%、次いで不燃ごみ4.0%です。
燃やすごみ(湿ベース)のうち、約21%は、本来、資源としてリサイクルできるものです。
ノート、包装紙、紙袋、封筒、牛乳パック、菓子箱、ティッシュの箱、フィルム類(軟質)、洋服など、資源化可能なものは、廃棄するのではなく、リサイクルに回してくださいますようご協力をお願いいたします。

【雑がみ・古布・容器包装プラスチックの例】
(2)乾ベース
水分を除去した後のごみ重量を基準として算出した組成割合です。

燃やすごみ(乾ベース)については、適合物(燃やすごみに分別するべきもの)の割合は59.6%、不適合物(燃やすごみに分別するべきではないもの)の割合は40.5%です。
適合物の内訳は、その他可燃物24.2%、次いで資源化できない紙類24.1%です。
不適合物の内訳は、資源物32.9%、次いで不燃ごみ6.3%です。
厨芥ごみの割合は、乾ベースでは6.2%と、湿ベース調査の29.1%から大きく減少しています。
これは、厨芥ごみには多くの水分が含まれていることを示しており、水分の重さがごみ全体の量に大きく影響していることが分かります。つまり、水分をしっかり切るだけで、ごみの重量を大幅に減らすことができるということです。「水切りはごみ減量の第一歩」です。厨芥ごみは、しっかり水を切ってから出すようお願いいたします。

【厨芥ごみの例】
2 燃やさないごみ
「製品プラスチック」を「その他不燃物」と区分して調査しています。「製品プラスチック」とは、容器包装プラスチックとペットボトルを除いたプラスチック類を指します。なお、容器包装プラスチックとペットボトルは、「資源物」に含んでいます。

燃やさないごみについては、適合物(燃やさないごみに分別するべきもの)の割合は73.1%、不適合物(燃やさないごみに分別するべきではないもの)の割合は26.8%です。
適合物の内訳は、製品プラスチック26.7%、次いでゴム・皮革17.0%です。
不適合物の内訳は、資源物12.7%、次いで有害物等・収集不能品等10.0%です。
燃やさないごみに、容器包装プラスチックなどの資源化できるものが約13%混入しています。ごみを出す前に、「これは資源としてリサイクルできないか?」という視点で分別を見直し、正しく排出してくださいますようお願いいたします。
また、有害物等・収集不能品等には、リチウムイオン電池(0.3%)が含まれていました。割合はわずかであるものの、リチウムイオン電池が燃やさないごみに混入すると、収集車両やごみ処理施設での火災の原因となる恐れがあります。リチウムイオン電池は燃やさないごみに混ぜず、「リチウムイオン電池」の日に排出してください。関連情報として、「リチウムイオン電池の分別徹底をお願いします」もあわせてご覧ください。

【混入していたリチウムイオン電池】
3 容器包装プラスチック

容器包装プラスチックについては、適合物(容器包装プラに分別するべきもの)の割合は85.3%、不適合物(容器包装プラに分別するべきではないもの)の割合は14.7%です。
適合物の内訳は、その他容器包装プラ38.9%、次いでフィルム類(軟質)29.9%です。
不適合物の内訳は、不燃ごみ7.7%、次いで可燃ごみ3.2%です。
適合物の割合が90%を下回っています。また、事業系ごみにおいて、製品プラスチック(容器包装プラスチックとペットボトルを除くプラスチック類)の割合が約23%と高くなっています。分別ルールの再確認と徹底をお願いいたします。

注記:上記のプラスチック製品は、容器包装プラスチックではありません。
4 食品ロス


燃やすごみの中に含まれる厨芥ごみについて、食品ロスの排出状況の組成分析を行っています。
厨芥ごみは、「直接廃棄」「食べ残し」「調理くず」の3区分に分けて調査しています。
「直接廃棄」については、残存割合及び賞味期限・消費期限の状況ごとに区分し、「調理くず」については、令和8年度から「過剰除去部分」と「適正除去部分」に区分することで、より詳細な組成分析を行っています。
厨芥ごみ全体に占める「直接廃棄」かつ「賞味期限切れ」の割合は約3%でした。賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。見た目やにおいなどを確認し、食べられるかどうか判断しましょう。
食品ロスに該当するものは、「直接廃棄」「食べ残し」及び「過剰除去部分」であり、これらの合計は40.9%です。つまり、厨芥ごみの約4割が食品ロスです。食品の買い過ぎや作り過ぎを見直すとともに、食材を無駄なく使うなど、日頃の工夫による食品ロスの削減にご協力をお願いします。
注記:
「直接廃棄」・・・料理の食材として使用又はそのまま食べられる食品として使用・提供されずに直接廃棄されたもの
「食べ残し」・・・調理され又は生のまま食卓にのぼった食品のうち、食べきれずに廃棄されたもの
「調理くず」・・・調理の際に除去された部分
「過剰除去部分」・・・本来食べられる部分であるにもかかわらず、調理の際に除去された部分
「適正除去部分」・・・本来食べられないため、調理の際に除去された部分
「賞味期限」・・・品質が変わらず食べられる期限のこと
「消費期限」・・・安全に食べられる期限のこと

【直接廃棄・100%手つかず・賞味期限切れの例】
【分析結果に関する留意事項】
(1) 端数処理のため、各項目の合計が一致しない場合があります。
(2) 「有害ごみ等・収集不能品等」には、有害ごみ、リチウムイオン電池、スプレー缶・ライター、収集不能品及び粗大ごみを含みます。
(3) 「資源物」には、びん、缶、資源化できる紙類、古布・古着、容器包装プラスチック及びペットボトルを含みます。
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このページは生活環境部 資源循環推進課が担当しています。