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「国天然記念物 馬場大門のケヤキ並木」小中高生による『次世代継承の植樹』を行いました!

最終更新日:2023年3月15日

「国天然記念物 馬場大門のケヤキ並木 保護更新プロジェクト」~『次世代継承』 ケヤキ並木の未来を想って~ 小中高連携によるケヤキ苗木の植樹

 本市のシンボルであるケヤキ並木を守り継いでいくための新規ウインドウで開きます。「国天然記念物 馬場大門のケヤキ並木 保護更新プロジェクト」の取組の一つとして、市と連携協定を結んでいる東京都立農業高等学校と、地元の府中第一小学校・府中第一中学校の3校の児童・生徒の皆さんの手で、ケヤキ並木において、ケヤキ苗木の植樹を行いました。
 苗木は、ケヤキ並木の古木の下で拾い集められた種から、都立農業高等学校の農場において、3年から5年かけて大切に育てられたものです。
 今後、引き続き、都立農業高等学校を中心に3校合同で、「次世代後継樹」を育成していきます。
 将来を担う若者や子どもたちによる、ケヤキ並木の未来を想い、希望や願いを込めた次世代継承の取組を積極的に進めてまいります。

【実施日時】

令和5年3月8日(水曜日)午後3時15分から午後4時ごろ

【参加児童・生徒】

東京都立農業高等学校 造園部の生徒(13名)、府中第一小学校 環境委員会の児童(13名)、府中第一中学校 ボランティア部の生徒(5名)

【実施内容】

3校の児童・生徒が、都立農業高等学校の農場からケヤキ苗木2本をリヤカーで運び、ケヤキ並木(北エリア)「武蔵府中郵便局」北側の空地の植栽帯にて植樹を実施しました。

画像 力をあわせ無事に植樹を終えた3校の児童・生徒の皆さん
力をあわせ無事に植樹を終えた3校の児童・生徒の皆さん

画像 ケヤキ並木に植わった若樹の姿。これから10年、100年と大切に受け継がれ、大樹へと成長していきます
ケヤキ並木に植わった若樹の姿。これから10年、100年と大切に受け継がれ、大樹へと成長していきます

「国天然記念物 馬場大門のケヤキ並木 保護更新プロジェクト」の植樹までの取組

 植樹にあたり、同プロジェクトでは、秋にはケヤキ並木の古木の下で種ひろいを行い、春には育苗箱に種をまき、数年をかけ、都立農業高等学校の農場において、次世代後継樹となるケヤキの苗木を育てています。また、並木や農場の見学などにより、児童・生徒が互いに学びを深める取組も行っています。
 特に今回は、秋に大量に生じるケヤキ並木の落ち葉と、府中第一小学校の校庭で定期的に刈って生じる芝を混ぜ合わせ、農場で1年をかけて作った良質な腐葉土を、植樹の際に苗木にかけて、自然の循環にそうよう有効活用を図っています。
 今後も、創意工夫と多様な連携により、ケヤキ並木における様々な次世代継承の取組を進めてまいります。

お問合せ

このページは文化スポーツ部 ふるさと文化財課が担当しています。

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