令和6年度エコレシピコンクール入賞作品
最終更新日:2025年1月24日
まだ食べることができる食品が捨てられてしまうことを食品ロスといいます。食品ロスの主な原因は、食べ残し、賞味期限・消費期限切れ、過剰除去などがあり、日本全体で年間約472万トン(令和4年度推計値)発生しています。
そこで市では、多くの方が食べ物をムダにしない・捨てるのはもったいないという意識を持ち、食品ロス削減のために行動していただくことを目的にエコレシピコンクールを実施しています。
エコレシピコンクールとは、野菜・果物の皮や芯などの食べられるのに捨てがちな部分を使った料理、野菜をまるごと使った料理、残った料理を別の料理に生まれ変わらせるリメイク料理など食品ロスを減らすことができる料理を募集するコンクールです。
小学生、中学生、一般の方から計113点のご応募があり、自由な発想で食品ロスを削減するレシピを考えてくださりました。
入賞作品7点を発表いたします。
美味しく食品ロスを削減できる料理ですので、ぜひ皆様もご家庭でお試しください!
注記:作り方の記載については、応募者の意図を反映するために、応募用紙の表現を尊重して記載しています。
最優秀賞
キャベツの外葉炒め(小学6年生の作品)
材料 | 分量 |
---|---|
オリーブオイル | 適量 |
コーン缶 | 2分の1 |
キャベツの外葉 | 2枚 |
塩こんぶ | 適量 |
作り方
(1)キャベツの外葉を一口サイズに切る
(2)オリーブオイル(適量)をしき、コーン缶、キャベツの外葉、塩こんぶを入れ、強火~中火で2~3分炒める。
工夫した点
いつも捨ててしまうキャベツの葉を使っています。外葉は少し硬いですが、火を通すと食べやすくなります。
また、ササっと炒めるだけなので、かんたんに作れます。
優秀賞
かぼちゃの皮チップス(中学2年生の作品)
材料 | 分量 |
---|---|
かぼちゃの皮 | 1/4個分 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
仕上げ用の塩 | 少々 |
作り方
(1)かぼちゃの皮を2ミリくらいの厚さにスティック状に切る。
(2)オーブンシートを敷いた天板に重ならないように並べる。
(3)予熱なし、100℃のオーブンで15分焼く
(4)天板を取り出して、粗熱を取る。オーブンを170℃に予熱する。
(5)かぼちゃの皮が冷めたら、ビニール袋に入れる。
(6)(5)の袋にオリーブオイルを入れてシャカシャカ振る。
塩も入れてシャカシャカ振る。
(7)再度、天板に並べて170℃で10分ほど焼く。
(8)お皿に取り出し、塩を再度パラパラっとふったら完成
工夫した点
シンプルな材料と調味法で、余計な調味料や手間をかけずに作れるよう工夫されています。必要最低限のオリーブオイルと塩だけで作ることで、余分な食材を使わずに済み、食品ロスを減らすことができます。ヘルシーでありながらカリカリとした軽い食感が楽しめ、ほのかな甘みと香ばしさを味わえるスナックです。
お茶がらスコーン(中学2年生の作品)
材料 | 分量 |
---|---|
茶がら | 大さじ2 |
小麦粉 | 90g |
抹茶パウダー | 10g |
ベーキングパウダー | 5g |
砂糖 | 20g |
塩 | ひとつまみ |
サラダ油 | 20g |
牛乳 | 40g |
ホワイトチョコ | 20g |
作り方
(1)茶がらを刻む
(2)ボウルに小麦粉、抹茶パウダー、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れ、手で混ぜる
(3)(2)にサラダ油を入れ、(2)とサラダ油をすり合わせる。
(4)3に牛乳と茶がらを入れ軽く混ぜ、ホワイトチョコを入れる。
折りたたむようにして、まとめていく
(5)ラップにつつみ、冷蔵庫で20分寝かせる
(6)(5)を折りたたみながら2cm程度の厚さにし、4等分に切る
(7)160℃のオーブンで16分焼く
工夫した点
毎日出るお茶がらを捨てずに美味しく食べたいと思い、このレシピを考えました。茶がらだけはなく、抹茶パウダーを入れたことで、甘すぎず食べやすいです。苦味だけではなく、甘いホワイトチョコが良い仕事をしていました。サクほろ食感です。
優良賞
余った素麺復活!栄養満点そうめんチーズガレット(小学生グループの作品)
材料 | 分量 |
---|---|
茹でて余った素麺 | 約1束分 |
たまご | 1個 |
とろけるチーズ | 大さじ2 |
ブロッコリーの芯 | 1本 |
しらす | 大さじ2 |
コーン | 大さじ2 |
マヨネーズ | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
サラダ油 | 大さじ1 |
作り方
(1).余った素麺をキッチンはさみで細かく切る
(2).ブロッコリーの芯をみじん切りにする
(3).材料全てをよく混ぜる
(4).サラダ油をひいたフライパンに薄く延ばして中火で3分焼く
(5).カリカリの焼き目がついたら、ひっくり返して蓋をして2分焼く
工夫した点
夏休みのお昼ご飯の時に必ず余る素麺をどうにか味変して食べたくて考えました。
ブロッコリーの芯もよく余るので加え、しらすも入れて栄養満点です。
簡単にマヨネーズで味付け完了です。
ほうじ茶炊きこみご飯(中学2年生の作品)
材料及び分量
材料 | 分量 |
---|---|
ネギの葉っぱの部分 | 2本分 |
お米 | 4合 |
白だし | カップの半分 |
ツナ缶 | 2個 |
ほうじ茶 | 2パック分 |
作り方
(1).ほうじ茶を軽く炒める。軽く炒めた後、お茶パックに炒めたほうじ茶を入れる。
(2).お米を研いでそこにツナ缶、ネギ、白だし、ほうじ茶のパック、水を入れる。
(3).炊飯器で30分ほど炊いて、炊き終わったらほうじ茶のパックを取ってよくかき混ぜる。
工夫した点
使わないまま残っていたほうじ茶を使いました。よく捨てられるネギの葉っぱの部分を使うことでネギ全部を使うことができます。白だしとネギを入れる事で、風味が良くなり、ほんのりほうじ茶の香りがして美味しかったです。鰹節をかけても美味しかったです。
アイデア賞
そうめんピザ(中学2年生の作品)
工夫した点
夏の時期が過ぎたころに余りがちなそうめんを使って作ったアレンジ料理です。
しっかりとそうめんがカリカリになるまで焼かないとくずれやすい。濃いめの味つけではっきりと味がつきます。
はちみつで作るカボチャのミックスナッツクッキー(中学2年生の作品)
工夫した点
普通捨てられるかぼちゃのワタ、タネを使った。ワタとタネを分け、ワタはペースト状に、タネは洗って乾かし、レンジで40~50秒ほど加熱したものをむきました。
はちみつ、カボチャの甘みとミックスナッツ、カボチャのタネ、ごぼう(フライパンで焼き目がつくまで焼いたもの)の香ばしさを感じられました。ミックスナッツを多く入れることで、ゴロゴロ、ザクザクした食感をより楽しめます。
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このページは生活環境部 資源循環推進課が担当しています。
