令和4年度府中市資源循環推進標語コンクール入賞作品
最終更新日:2023年1月13日
更なる循環型社会の形成を図ることを目的に、身近で出来る資源循環の取組みについて考える機会として、毎年標語コンクールを実施しています。
今年度に実施をした、令和4年度府中市資源循環推進標語コンクールには、小、中学生、一般の方から526点の応募があり、柔軟な発想で資源の大切さやその資源を循環させる取組みについて考えていただきました。入賞作品16点を発表します。
最優秀賞
苦い未来 それなら食べたい 苦い野菜
中学2年 伊藤 聡太さん
講評:食べ残しによる食品ロスが問題になっていますね。この作品は、将来的な食料への不安を「苦い未来」、昨今の野菜離れを「苦い野菜」と、言葉を掛けて表現されているのが秀逸です。言葉選びの観点からも、食品ロスの危機的状況を訴える点でも、見た人の心に残る標語といえます。
優秀賞
おねえちゃん わたしもつかうよ だいじにしてね
小学2年 木村 美優さん
講評:お姉ちゃんから妹へ受け渡している情景が浮かんできます。リユースがどのようなものか心へ訴えかけることができていてよいと思います。
分別し 見わたすかぎり 町きれい
小学4年 西野 知花さん
講評:この標語を読むと、美しい府中のまちが思い浮かびました。きちんとゴミが分別され、安全なまちを自分たちの手でつくり上げようという気持ちが伝わってきます。見る人に前向きなイメージを与える、すてきな表現ですね。
ひとしぼり 地球の未来を 変えていく
中学1年 梶原 さくらさん
講評:小さな心がけが環境を守ることに繋がるというメッセージが伝わってきます。ひとしぼりで未来により良い地球を届けましょう。
ごみ分別 すればごみでも 未来の資源
中学1年 弘田 克樹さん
講評:適切な分別をすることによって、限りある資源を循環させる社会の実現を目指そうという思いがストレートに伝わる作品です。「未来の資源」という表現が素晴らしく、これからの社会を前向きに変えていこうという気持ちになりました。
考えよう 電池一本 火事の元
中学2年 吉野 健太さん
講評:だれもが知る「マッチ一本 火事の元」の火の用心のかけ声をもとに、ゴミ分別の大切さを訴えかける作品になっています。不十分な分別によって起こる出火の危険性が伝わり、標語を見た人のゴミへの意識を揺さぶります。
優良賞
分別は 小さいけれど 大きいぞ
小学4年 佐藤 崚治郎さん
講評:1人の分別は小さなことだけど、それをみんなが行うことで大きな効果があるということが表れていました。小さな力の積み重ねを信じて実践につなげましょう。
ワンピース リメイクしたら スカートに
小学4年 木村 優紀さん
講評:再利用が大切だということを訴える作品は多かったですが、これは具体的な案を短い標語で提案できていました。これ以外の再利用の方法も考えてみると楽しいですよ。
プラスチックは、もやさない だれでもわかる
小学4年 川口 起輝さん
講評:プラスチックごみを正しく分別しよう、という強い意志が伝わってきます。「だれでもわかる」ことが、残念ながら守られていない現状に、厳しい目を向けている作品です。正しいことが当たり前に守られる社会にしていきたいですね。
生ごみは 水きりをしないと 10%ふえる。
小学4年 菊池 ひかりさん
講評:「10%ふえる」と具体的な数字を出すことによって、水切りすることへの意識を高める効果が期待できそうな標語です。生ごみを水切りするたびに、ゴミの減量にこれだけ貢献しているのだという気持ちになれますね。
減らそうよ 生ごみしぼって もやすごみ
小学5年 三浦 綾乃さん
講評:水気をしぼったら燃やすごみへ、と行動を簡潔に促しているのがよいですね。あまり関心がなかった人には特に効果的ではないでしょうか。「減らそうよ」という言葉には、生ごみのかさと、そのまま捨ててしまうこと、2つの意味があるようにも感じられます。
商品は 前からとろう ムダゼロに
小学5年 高橋 里奈さん
講評:実践しやすい内容で親しみやすいです。それをする意味も考えながらいつものお買い物の中で実践してみましょう。
食べないのに 買う意味なんか ありますか
中学1年 東條 弘治さん
講評:無計画な食料の購入・買いだめや、注文した料理を食べ残すことなどが問題となっています。この標語は、当事者に真っ直ぐ刺さる言葉です。間違っていることをしっかり投げかけ、正そうとする姿勢が大切だと思います。
はらいっぱい たべられるのは あたりまえ?
中学2年 緑川 創太さん
講評:世界には十分な食事ができない人がいることに気づくことができます。実際にこのことを常に意識している人は少ないので生活の中でたまに思い出してみましょう。
江戸時代 エコにつとめた 今はどう?
中学2年 新田 雪祢さん
講評:昔のことを入れていて良いなと思います。江戸時代からの文明の進歩は凄まじいですがまだまだ江戸の人達から見習うことは多いです。エコにつとめることは今を生きる私たちに課せられた使命ですね。
食品は 食べてもらうために 生まれたんだ
一般 岡澤 清香さん
講評:食品ロスに対しての熱い思いが伝わってきました。食品は食べられるものというのは当たり前ですが、その事実をもっと大切にしたいですね。
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