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2016年11月11日 市長コラム54 「生命の存在」

最終更新日:2016年11月11日

生命の存在

秋の深まりとともに夜空を見上げる機会が多くなります。今回は宇宙の話。

17世紀に「宇宙の中心は太陽であり地球は他の惑星と共に太陽の周りを自転しながら公転している」という地動説を支持したことで終身刑を言い渡されたのは、かの有名なガリレオです。その彼が天体望遠鏡で発見した木星の衛星のひとつ「エウロパ」に、200キロメートルの高さまで噴出する間欠泉(かんけつせん)があると過日NASAが発表しました。また一段と生命の存在に注目が集まっています。

一方、「スペースX」というアメリカの民間宇宙企業の創業者マスク氏が、2022年頃から火星に有人宇宙船を打ち上げて移住を開始し、住居や作物栽培施設を整備、40年から100年で自給自足できるようになるとの見方を示したと報道されました。にわかに信じられる話ではありませんが、NASAの火星探査機「キュリオシティ」の打ち上げから間もなく5年。現在も元気に活動し多くのデータを送ってきていますので、まるっきり嘘でもないような気がします。

宇宙の誕生から現在までを日数換算すると約5兆300億日。私たち人間は100歳まで生きても約3万6500日の命です。気の遠くなるような時間と神秘の重なりが今をつくっているのです。生命の尊厳と人類の進歩を改めて感じます。

画像 府中市長 高野律雄のサイン

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