姉妹都市長野県佐久穂町だより「誰もが見ほれる『高原の貴婦人』」（平成24年5月1日号広報掲載）

　日本一美しいシラカバ林の群生地である八千穂高原。5月中旬から至るところで咲き誇るヤマツツジ、トウゴクミツバツツジ、レンゲツツジなどのツツジや、クリンソウやベニ
バナイチヤクソウをはじめとする山野草が、シラカバで覆われた純白の高原を華やかに彩ります。
　この色鮮やかな八千穂高原でひと際目を引くのが、八千穂レイクの近くに咲くトウゴクミツバツツジです。周囲に広がる真っ白なシラカバ林の群生地の中で、鮮やかな紫色を
まとい、りんとしてたたずんでいる姿から、「高原の貴婦人」と呼ばれています。5月下旬から6月初旬の開花時期には、この「貴婦人」をカメラに収めようと、多くの方が八千穂レ
イクに足を運びます。
　昨年、八千穂レイクと自然園の間に、この「高原の貴婦人」をお楽しみ頂ける新しい遊歩道が完成しました。春から初夏にかけて彩られた高原に囲まれた遊歩道で立ち止まり、　本市と長野県佐久穂町は、姉妹都市の盟約を結んでいます。
　自然のざわめきに耳を澄ますせば、佐久穂町の大自然を十分に堪能できます。誰もが見ほれる「高原の貴婦人」に、ぜひ会いに来てください。（佐久穂町産業振興課）