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姉妹都市長野県佐久穂町だより「日本の貴重なコケの森」(平成23年5月1日号広報掲載)

最終更新日:2016年3月30日

画像 コケの森
コケの森

 日本一美しいシラカバ林が群生する八千穂高原。5月中旬から至るところで咲き誇るヤマツツジ、トウゴクミツバツツジ、レンゲツツジなどのツツジや、クリンソウやベニバナイチヤクソウをはじめとする山野草がシラカバで覆われた純白の高原を華やかに彩ります。
 このシラカバ林を抜け、標高2000メートル付近からコケと原生林の世界が広がっていきます。国内に生息する約1600種以上のコケのうち、約3分の1に当たる485種が八ヶ岳にあるといわれています。(しら)駒の池周辺には、多種多様なコケが見られ、その規模と美しさから、「日本の貴重なコケの森」の(ひと)つに選定されています。(しら)駒の池は、標高2100メートル以上の天然湖の中では日本最大の大きさを誇り、コケとコメツガやシラビソなどの原生林の美しさも魅力の一つです。この神秘的な世界は、(しら)駒の池へ向かう約15分の遊歩道でも体感することができます。
 また、昨年、コケと原生林を守り、今のままの自然を後世へ伝える、「北八ヶ岳苔の会」が発足し、コケの観察会や森のフェスティバルなどの様々な催しを随時開催しています。
佐久穂町の大自然に触れることができますので、ぜひお越しください。(佐久穂町産業振興課)

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