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はじめてみませんか、「人生会議」

最終更新日:2022年3月21日

人生の終わりまで、あなたは、どのように過ごしたいですか?

 もしものときのために、「自分はどう生きたいか」を前もって考え、家族や大切な人、医療・介護のケアチームと繰り返し話し合い、あなたの思いを共有することを「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」といいます。
 あなたが大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、信頼する人たちと話し合ってみませんか。

もしものときのために

 人生、いつどんなことが起こるかわかりません。
 誰でもいつでも、命にかかわる大きな病気やケガをする可能性があります。
 命の危険が迫った状態になると、約70%の方が、医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりすることが、できなくなると言われています。そのような場合、ご家族が治療について決断せざるを得ないことがありますが、後日「本当にこれでよかったのか」を悩まれる方は少なくありません。「人生会議」は、あなたの大切な人が難しい判断を迫られて苦しむことをあらかじめ防ぐことにもつながります。なぜそう考えるのか、自分にとって「大切にしたいこと」や「してほしくないこと」などを、信頼する人や医療・介護のケアチームと話し合ってみましょう。

はじめてみましょう「人生会議」

  「人生会議」は、次の3ステップを繰り返し行います。その時のからだやこころの状態によって、気持ちが変わることはよくありますし、迷うこともあるでしょう。大事なのは、繰り返し考え、話し、共有する過程(プロセス)です。

人生会議の3ステップ

  •  ご自身が将来どのような最期を迎えたいか、まだ元気なうちからこのような話をすることは縁起でもない、つらいと思われるかもしれませんが、ご自身の人生や考え方、大切なひとへの気持ちなどを気軽に伝えるきっかけにしてください。
  •  こうした取組は、個人が主体的に考え、進めるものです。話したくない、考えたくない方へは、十分な配慮が必要です。

11月30日は人生会議の日

 厚生労働省は、11月30日(いい看取(みと)り・看取(みと)られ)を「人生会議の日」とし、人生の最終段階の医療・ケアについて考える日としています。皆さんの周りにいる大切な方に、あなたの気持ちや考えを伝える「人生会議」を、はじめてみませんか。

問合せ先

府中市福祉保健部高齢者支援課在宅療養推進担当
電話:042-335-4106

お問合せ

このページは福祉保健部 高齢者支援課が担当しています。

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