2018年8月11日　市長コラム75　「仲間と作る」

梅雨明け間もない日曜日の早朝、最寄りの中河原駅から電車に乗り、午前6時過ぎに東府中駅へ。目指すは都立府中の森公園で、ウォーキング中の方と挨拶を交わしながら売店付近まで歩きました。目的は、月曜日を除くほぼ毎朝、多くの方が集う体操会に参加する約束を果たすことでした。陽差しの強い朝でしたが、すでに50人近い方々がいらっしゃっていて、ストレッチから始まり、「東京五輪音頭-2020-」(にいぜろにいぜろ)のよさこいバージョンでは軽快に動いていました。私はというと、手に持つ鳴子は一拍二拍遅れ、足はほぼ動かせないという、少し恥ずかしい状況だったと思います。

体操会の平均年齢は75歳を超えているとのこと。90歳の方も元気に参加されていました。私には会員の皆さんの健康な姿がとてもまぶしく輝いて見え、感動すら覚えたほどです。日々の努力の積み重ねが輝きを放つのでしょうが、それと同時に、笑顔で過ごす仲間がいることがその秘訣だと思いました。もちろんこの公園に特化したことではありません。私の近所でも同様に見られる光景です。

間もなく太平洋戦争終結から73年の日を迎えます。いつも思うことですが、二度と戦争の惨禍を繰り返さない、平和と安全と健康が誰にも共通する一番の望みです。そのためにも、仲間を作り輪を広げ、仲良く心と体の健康を作ることが大切なのです。