2012年4月11日　市長コラム1　「ピカピカの一年生」

新市長として初登庁してからはや2か月。市民の皆様のご理解とご協力を頂戴し、日々(ひび)順調に職責を果たすことができているものと自負しています。また、季節も長い冬から春へとようやく移り変わり、生命の躍動感を感じられるようになりました。例年になく厳しい寒さが続きましたが、満開の桜や若葉を抜ける風が心地良いですね。

さて、新年度スタートの象徴と言えば、黄色い帽子に大きいランドセルの「ピカピカの一年生」でしょう。去る4月6日、市立小学校22校で入学式を行い、約2,000人の児童が入学しました。少々(しょうしょう)緊張しながらも、純粋な瞳をキラキラ輝かせて、新鮮な毎日を楽しく過ごしていることと思います。学校生活に必要な基本的生活習慣の習得や学習への意欲を養うほか、友達がたくさんできることを願います。一方、私たち大人は、子どもたちが元気に戸外(こがい)で遊べるよう、安全な地域づくりに努めなければなりません。これまでも登下校時(とうげこうじ)には自治会や高齢者グループの皆様に見守りのご協力をいただいていますが、今後もどうぞよろしくお願いいたします。

春から初夏へ、東日本大震災の被災地も、新たな自然の息吹を感じる季節です。昔の人は自然災害があると、それ以前に増して祭りを盛大に行ったと聞きます。府中のまちが大國魂神社のくらやみ祭りに向け、にぎやかになります。復興への誓いを改めて強く持ちたいものです。

これから毎月1回、小欄(しょうらん)にて市(し)のトピックや私が感じたことをご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。