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2012年11月11日 市長コラム8 「国府のまち」

最終更新日:2013年12月1日

国府のまち

街が秋色に染まり、いにしえからの歴史に包まれた大國魂神社境内(おおくにたまじんじゃけいだい)もすっかり秋らしくなり、季節の移り変わりを感慨深く感じます。武蔵国(むさしのくに)の国府が置かれるずっと以前から、千数百年にわたって多くの人々が同様に感じていたかと思うと不思議な気持ちになります。

去る10月6日、讃岐国(さぬきのくに)の香川県坂出市で、ご当地はもとより、周防国(すおうのくに)の山口県防府市(ほうふし)

備後国(びんごのくに)の広島県府中市、筑後国(ちくごのくに)の福岡県久留米市、

薩摩国(さつまのくに)の鹿児島県薩摩川内市(さつませんだいし)の市長や文化財担当者約20人で行われた会議に出席してきました。これは、本市で3年前に初回を開催した「国府サミット」の第3回で、坂出市市制施行70周年記念事業の一環として行われたものです。会議終了後、多くの坂出市民にもご出席いただいたパネルディスカッションでは、私から、武蔵国(むさしのくに)の国府所在地として、本市の遺跡発掘調査の概要、文化財の保護活用状況について報告し、多くの拍手を頂戴しました。

古代の人々に思いをはせることに大いなるロマンを感じます。何を求め、何を感じ、どんな苦労があったのか。それらを想像し、再認識することが、現代を生きる私たちの新しい力になると思います。大都市東京の郊外に位置する府中だからこそ、先人(せんじん)たちとの関係を再生し、地域の文化財をいつくしんで我がまちを育むことが重要ですし、国府関係自治体との連携も大切だと感じました。

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