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2012年5月11日 市長コラム2 「森林(もり)の里親」

最終更新日:2013年12月1日

森林(もり)の里親

市内の浅間山(せんげんやま)にしか自生しないムサシノキスゲが美しく咲いています。公園や遊歩道には、新緑を楽しみながらウォーキングする(かた)も大変多く、府中の魅力を感じる季節となりました。潤いや安らぎを感じるとともに、環境保全に対する意識を高めたい気持ちにもなります。

本市では、姉妹都市の盟約を結んでいる長野県佐久穂町(さくほまち)とカーボンオフセット事業を実施しています。

佐久穂町内(さくほちょうない)の約20ヘクタールの森林を、間伐など森林整備を行うことで二酸化炭素(CO2(シーオーツー))の吸収量を増加させ、本()の家庭ごみなどの()指定有料袋を焼却することで排出されるCO2(シーオーツー)と一部相殺しようとするものです。昨年7月26日には、協定書の締結調印とともに、府中の子どもたちが参加して森林間伐体験学習事業も行いました。低炭素社会の実現を願う本()の取り組みの成果として、去る3月23日、長野県庁で森林CO2(シーオーツー)吸収評価認証書を受け取ることができました。今回の吸収量は73.4トン。乗用車32台分の年間排出量に相当するということでした。当面は平成27年度まで事業を継続しますので、ご承知おきください。

地球温暖化の防止は、人類に課せられた大きな課題です。今夏(こんか)の電力事情も厳しいようですが、一人ひとりの環境意識が困難を乗り越える鍵になると思います。節電や猛暑対策を今からともに考えていきましょう。

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