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紙粘土でキラキラ☆ランプシェード

最終更新日:2022年3月26日

「アートスタジオ☆WEB」は、家庭や学校など美術館外でも楽しめる、オンラインによるワークショップ・プログラムです。
このページのほか、動画、ダウンロード資料を参考に、ぜひ自分でも試してみましょう。

講師 山口 健児(やまぐち けんじ)

 こんにちは、画家の山口健児です。私は、岩絵具やピグメントなどをにかわで溶いた絵具で作品を制作しています。最近は、絵具が白く自然に広がるにじみを生かして、目を閉じても消えない光を表したくて描いています。1点1点、見える光、見えない光など、あの光がそれではないか、この光がそれではないかと探して描くことによって確かめながら制作しています。そのほかに、教室やワークショップなどもやっています。以前、博物館で日本画の画材を体験してもらうワークショップを担当して企画開催したのをきっかけに、興味を持って始めました。画材だけでなく身の回りにあるものも、工夫次第で、楽しいものや綺麗なものに作り変えることができることを体験してもらっています。
 今回は、身近な100円ショップなどでも手に入りやすい、クリアカップと紙粘土を使って、ランプシェードをつくってみましょう。クリアカップの形、紙粘土やライトから出る光の性質との関係、身近なものの特性を生かして、ちょっとアートな工夫で、面白いものや素敵なものに変えることができるよ。ぜひ、その季節にぴったりのランプシェードをつくって、お部屋にかざってみてくださいね♪

紙粘土でキラキラ☆ランプシェード

対象

小学生~

所要時間

30~40分

内容

クリアカップに紙粘土やかざりをつけて、季節のランプシェードをつくる。

    材料・道具

    画像 材料・道具

    【必要なもの】

    • 紙粘土(軽くて柔らかめのもの) 1個
    • クリアカップ 2個
    • 卓上ライト(スマホ等のライトでも代用可) 1個
    • 粘土をのばす棒 1本
    • ストロー(太さの違うもの) 1〜2種類
    • ヘラ 1〜3種類
    • つまようじ 1本

    【あるといいもの】

    • ビニール袋(紙粘土を乾燥から防ぐため) 1枚
    • 粘土板(ツルツルのテーブルの上でも可) 1枚
    • はさみ 1本
    • 木工用ボンド 適量
    • アクセサリーパーツ(ビーズ、スパンコール等) 適量
    • 絵具セット(水彩絵具、筆、パレット、水入れ等)

    ランプシェードの土台のつくりかた

    1. 下準備

    • クリアカップ(以下カップ)を2個重ねておく。
    • 小さなみかん1個くらいの大きさに、紙粘土を取り分ける(20〜30g) 。
    • 残りの粘土は袋に入れ、乾燥しないようにしておく。

    2. 紙粘土でお団子をつくる

    • 粘土板等の上で、取り分けた紙粘土を少しこねる。
    • 手のひらを使い、コロコロと転がし丸める。

    3. 紙粘土をぎゅっとつぶす

    • 粘土板等の中央に押しつけるように。
    • お煎餅をつくるイメージで。

    4. 棒で紙粘土を薄くのばす

    • 棒を転がして、ぺったんこにのばす。
    • カップを上に置き、カップ全体をおおえる大きさになったか、確認する。
    • 十分にのばしたら紙粘土が破けないよう、ゆっくりと粘土板等からはがす。

    5. カップ全体をおおえる大きさになったか確認

    • カップを上に置いて転がしてみて、紙粘土でカップがどれくらい隠れるか確かめる。
    • うすくのばすと、後でいいことがあるよ。

    6. 十分にのばした紙粘土を粘土板等からはがす

    • 破けたり、穴があしてしまったりすることがあるので、気をつけて、ゆっくりとはがしていく。

    7. 紙粘土をカップにぐるっと巻きつける

    • 紙粘土の上にカップを乗せて、カップのまわりに、のり巻きのように巻きつける。

    8. 重なった部分をくっつける

    • 片方の指や手をカップの内側に入れて、カップの内と外、両側からはさみ込むように押しつける。

    9. カップが見えないよう紙粘土でおおう

    • しっかりと押しつけて、シワやすき間があまり目立たないようにする。
    • このとき、カップが二重だと強度が高く押しやすい。
    • はみ出た部分は、はさみ等で切り落とす。
    • ランプシェードのもとの形となる、土台は完成!

    ランプシェードのかざりつけ

    丸い穴をあけるときは

    • ストローを穴を開けたい位置にぎゅっと差し込み、カップに当たったら、クルクルとストローを回転させて、紙粘土をとる。

    小さな穴をあけるときは

    • つまようじの尖ったほうを使うと、細かな穴に。
    • つまようじの持ち手のほうを使うと、少し太い穴に。

    窓のような穴をあけるときは

    • 先の平らなヘラで四角く穴をあけると、窓のようになる。

    つくる途中で、ときどき、ライトで照らしてみよう

    • ここで一度、ライトでカップの内側から照らしてどのように光るか確認してみる。
    • かざりつけをイメージ。

    余った紙粘土を使ったかざりつけ

    • つくったパーツを、指先で押して、紙粘土同士をつける。
    • くっつきにくいときは、少しだけ水をつけると、つきやすくなる。
    • それでもつかなければ、木工用ボンドでつける(木工用ボンドは乾くと透明になる)。

    アクセサリーパーツ等を使ったかざりつけ

    • ビーズ等をつけるときは、カップの内側から指や手で押さえながらつける。
    • パーツが落ちたときは、木工用ボンドでつける。

    完成!ライトアップしてみよう!

    紙粘土の細かな表情まできれいに見える!
    色々な方向からみて、つくったところがどう光るか等、観察するとさらに色々なころが見えてきて、おもしろい発見があるかもしれません。
    そんな発見も楽しんでみましょう。
    ライトも点滅、色が変わるもの等を使うと、さらに変化が楽しくなります。
    白い紙粘土でつくっただけでもきれいですが絵具で色をつけると、明るいところでも、より素敵な作品に見えるかもしれません。
    今回はクリスマスツリー風の白いランプシェードをつくってみました。
    ぜひ、その季節にぴったりのランプシェードをつくって、お部屋にかざってみてくださいね。

    作品の投稿・問合せ先

    できあがった作品の画像にタイトルなどの文字(キャプション)をそえて電子メールでお送りいただくと、「アートスタジオ☆WEB」ギャラリーで紹介します。なお、掲載の可否、方法、期間については、当館にお任せください(氏名など個人が特定できる情報は掲載しません)。
    府中市美術館 教育普及担当
    〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地
    電話:042-336-3371 ファックス:042-336-4856
    e-mail: bijyutu02@city.fuchu.tokyo.jp

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    このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。

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