風にゆれる小さな風景~ぼかしもようのモビール~
最終更新日:2021年6月1日
「アートスタジオ☆WEB」は、家庭や学校など美術館外でも楽しめる、オンラインによるワークショップ・プログラムです。
このページのほか、動画、ダウンロード資料を参考に、ぜひ自分でも試してみましょう。
講師 吉池(よしいけ) さとみ
画家の吉池さとみです。主に平面作品や小さな立体などを、個展を中心に発表しています。
作品の中に現れてくる色やかたちは、様々な時間や空間の重なりであると感じます。それらを集めた作品たちは、別の空間に置かれることで、またそこに新たな時空間を生み出します。
私は、作品ではよく和紙をつかいます。和紙らしいにじみやぼかしから感じられる、時間の流れや空間の奥行きに魅力を感じながら、制作をしています。
今日は、和紙を染めて、ぼかし模様のモビールをつくります。
風にゆれる小さな風景~ぼかしもようのモビール~
「風にゆれる小さな風景~ぼかしもようのモビール~/吉池さとみ」つくりかた資料 (PDF:1,615KB)
対象
小学生から大人まで
所要時間
3時間から
内容
和紙を折りたたんで絵の具で染め、リボンにはさんでモビールをつくる。
材料・道具
【道具】
- ハサミ 1本
- のり 1本
- 鉛筆など 1本
- マスキングテープ 1個
- 筆(絵の具を溶く用) 2・3本
- リボン(3・4mm幅) 70cm程
- 筆洗 1セット
- 水 適量
- アクリル絵の具(好きな色を) 4から6色程
- 溶き皿 使用する色の数分
- セロハンテープ 1個
【材料】
- 和紙(かざり用 染色用和紙や障子紙など水に濡れても破れにくいもの A4) 3枚
- 型紙(本ページでダウンロード可能 出力はA4) 1枚
- 厚紙(型紙用 はがきサイズ) 1枚
- 色画用紙(かざりB・C用 好きな色を2色 はがきサイズ) 各1枚
- 画用紙(かざりA用 A4) 1枚
- 白い紙(下敷き、あて紙用) 6枚から
型紙づくり
1. プリントした紙を、厚紙にのりで貼る
- のりを塗るとき、下に紙を敷くと作業台が汚れない。
- プリントができない場合、お皿やコップ、ビンのふたでも代用可。
2. 型紙の線にそって、ハサミで切る
A・B・Cすべて切る。
かざりづくり
1.和紙にAの型紙を書き写す
2.線にそって、ハサミで切る
- 今回は12枚。
3.切った和紙を、ぜんぶで3回、半分に折る
まず半分に。
さらに半分に。
もう一度、半分に。
- 残りの和紙も、全て同様に折る。
4.折った和紙に絵の具をつけ、染める
ひろげると…ぼかし模様が!
染めた和紙は、平らにひらいて乾かす。
5.BとCのかざりを、2枚づつつくる
Aのかざりを乾燥させている合間に…
色画用紙に型紙を書き写し、線に沿ってハサミで切る。
6.染めた和紙から4枚選び、画用紙にのりで貼る
白い紙の上からこすって、しわをのばす。
7.和紙のかたちにそって、ハサミで切る
かざりの組み立て
1.表と裏の組み合わせを決める
2.表面のかざりの裏側に、輪にしたマスキングテープを貼る
3.リボンにかざりを置いて、間隔を決める
4. マスキングテープで仮どめする
5. 輪にしたマスキングテープをはがす
6. 1cm角の和紙をのりづけする
7. 裏面のかざりにのりをつけ、貼り合わせる
白い紙の上からこすって、定着させる。
9. ズレをハサミで切り落とす
完成!
作品の投稿・問合せ先
できあがった作品の画像にタイトルなどの文字(キャプション)をそえて電子メールでお送りいただくと、「アートスタジオ☆WEB」ギャラリーで紹介します。なお、掲載の可否、方法、期間については、当館にお任せください(氏名など個人が特定できる情報は掲載しません)。
府中市美術館 教育普及担当
〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地
電話:042-336-3371 ファックス:042-336-4856
e-mail: bijyutu02@city.fuchu.tokyo.jp
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