クリスマス・ミュージアムコンサート
最終更新日:2008年1月28日
第3回府中ビエンナーレ関連イベント
クリスマス・ミュージアムコンサート「浄夜:ウィーンから現代へ 弦楽アンサンブルの世界」
12月23日(土曜日・祝日)
17時半(開場:17時)
美術館1階エントランスホールにて
参加費無料
「第3回府中ビエンナーレ―美と価値」の会期末のクリスマスの時期にあわせ、府中市の友好都市ウィーン・ヘルナルス区にもちなんで、ウィーンの現代音楽を中心とするクラシック・コンサートを開催します。
弦楽六重奏曲「浄夜(浄められた夜)」は、20世紀前半に活躍したシェーンベルクの代表作の一つであり、男女の愛にまつわる詩にちなみ、広く親しまれている作品です。無調音楽の祖であるシェーンベルグは、現代芸術とも関係が深いことで知られていますが、ここでは後期浪漫派から新ウィーン楽派へといたる、ウィーンにおける現代音楽の成立と展開を感じとることのできる構成でお送りします。
演奏は、実力派の若手四重奏団として注目を集めている「クァルテット・エクセルシオ」。二人のゲスト奏者を迎えて、六重奏で名曲「浄夜」に初挑戦します。クラシック音楽の新たな魅力にふれるミュージアム・コンサートをごゆっくりお楽しみください。
出演者
クァルテット・エクセルシオ
- 西野 ゆか(第一ヴァイオリン)
- 山田 百子(第二ヴァイオリン)
- 吉田 有紀子(ヴィオラ)
- 大友 肇(チェロ)
ゲスト演奏者
- 鈴木 康浩(ヴィオラ)
- 小川 和久(チェロ)
曲目
リヒャルト・シュトラウス:弦楽六重奏のための「カプリチオ」
アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲第一番作品4
アントン・ウェーベルン:弦楽四重奏のための五つの楽章
アルノルト・シェーンベルク:弦楽六重奏のための「浄夜」
クァルテット・エクセルシオ プロフィール
1994年 桐朋学園の学生の時に結成された弦楽四重奏団。
1996年 第1回東京室内楽コンクールに於いて第1位受賞。同年第2回大阪国際室内楽コンクールに於いて第2位受賞。
1997年 青山音楽賞奨励賞(現バロックザール賞)受賞。
1997、1998年 リゾナーレ室内楽音楽祭に参加し、両年共にマイカル音楽章受賞。
2000年 パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで1位なしの第2位を獲得、 同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞を受賞。
これまでに 北本 秀樹、景山 誠治、末吉 保雄、三善 晃、原田 幸一郎、岡山 潔、山口 裕之、山崎 伸子、 シャンドール・デヴィッチ、ラファエル・ヒリアの各氏、 アマデウス・クァルテット、バルトーク・クァルテット、プラハ・カルテット、東京クァルテットに師事。
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