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2017年7月11日 市長コラム62 「洗練の魅力」

最終更新日:2017年7月11日

洗練の魅力

ちょうど1か月前、ユネスコ平和芸術家としてもご活躍中の音楽家、城之内(じょうのうち)ミサさんにお会いしました。パリやニューヨークをはじめ世界中でコンサートを手掛けてこられた彼女が、間もなくオープンする府中駅南口第一地区の再開発ビル「ル・シーニュ」内のバルトホールで「世界遺産トーチランコンサート」を主催されます。共演する府中市少年少女合唱団とのリハーサルは、名古屋から来て、名古屋に戻るハードスケジュールでしたが、その合間を縫って大國魂神社を参拝されたのです。

境内のご案内を猿渡権宮司(さわたりごんぐうじ)にお願いし、私はお伴(おとも)で1時間ほどご一緒させていただきました。本殿が北を向いている珍しい神社であること、八幡様(はちまんさま)を待ちくたびれた大國様(おおくにさま)が「まつはきらいじゃ(待つのは、つらいなあ)」と話したとされる神話から、境内に松が一本もなく正月の門松もないことなど、熱心に耳を傾けられました。また、徳川家康公(とくがわいえやすこう)との関わり、天然記念物として唯一のけやき並木の由来などにも興味をもたれたようです。

長い歴史と文化、水と緑に育まれてきた私たちのまち。このたび完成を迎える再開発事業も先代たちのたゆまぬバトンリレーのたまものです。城之内(じょうのうち)さんのコンサートではユネスコ公認短編アニメ映画「SONIA(そにあ)」の世界初上映もあります。これからも、多くの方々との協働が洗練の魅力に磨きをかけるのです。

画像 府中市長 高野律雄のサイン

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