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2021年8月21日号市長コラム102「未来を拓く鍵」

最終更新日:2021年8月21日

未来を拓く鍵

クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客に新型コロナウイルス感染者が確認されたのが昨年の2月初旬。国内のコロナ禍状態は1年半を超えました。緊急事態宣言(きんきゅうじたいせんげん)の発令は現在4回目となっています。そして8月5日には、デルタ株のまん延などにより、都内における1日当たりの新規感染者数が初めて5千人を超えたと報じられました。医療体制に大きな影響が出るなど、新型コロナウイルスの感染拡大が続き、日本社会はいまだ霧の中にあるような感じです。


一方で、国が重症化リスクの高い高齢者を優先し、希望されるほぼ全ての方に対して接種を進めてきたワクチンの効果は着実に現れています。高齢の方の感染は激減し、報告される感染者の内訳も変わってきました。以前の生活を取り戻すため、この閉塞感(へいそくかん)を打破するためには、ワクチンが現状での唯一の策であり、行動範囲の広い若い方々にいかに早く接種を広めていくかが、新しい未来を拓く鍵であると考えます。


幸い、府中市医師会(ふちゅうしいしかい)や関係皆さんのご協力により、本市の接種場所は多様で、面的な広がりも進んだことから、着実に接種実績を増やすことができています。



現在、国は各自治体へ供給できるワクチン数に限りがあるとして、一時的な削減を行っております。当面の間、1日の接種数を減らさざるを得ない状況となりますが、1日も早く安定したワクチン供給がなされるよう、国や都へ粘り強く要望してまいりますので、「自分のために、家族のために、社会のために」積極的な接種をお願いします。

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