2024年7月1日市長コラム134「宇宙を旅する夏 続」
最終更新日:2024年7月1日
宇宙を旅する夏 続
昨年7月のコラムに、プラネタリウムが発明されて100年だから、UCHU(宇宙)があるFUCHU(府中)らしく、宇宙を旅する夏にしたいと書きました。そして今年は、組曲「惑星」を作曲した「ホルスト」が生誕して150年だとのこと。ずいぶん昔の私の話ですが、地球を離れ太陽系の星を巡る七つの組曲に出会った時の衝撃は今でも忘れられません。まるで宇宙を旅するかのような素敵な旋律です。
6月6日の読売新聞に、米航空宇宙局(NASA)が無人探査機「ボイジャー1号」からの科学観測データを半年ぶりに受信したとの記事がありました。場所は地球から約240億km離れた宇宙空間。12年前に太陽圏を抜けた最初の人工物となっているので、そこはすでにホルストの想像を超えた場所です。また、4月26日の東京新聞に、ボイジャーは地球外の知的生命体に遭遇した場合に備え、ベートーベンの「運命」の音源を刻んだ銅製レコードを搭載している。このモチーフを織り交ぜた新しい楽章が企画され、7月7日(日曜日)に新日本フィルハーモニーが世界初演するとありました。
今年の夏も暑くなりそうです。熱中症に十分気を付けて日々を過ごしていただきたいと思います。でも、夏の夜空を見上げて星を観察するのは悪くないですし、涼しい部屋でホルストの「惑星」を聴くのもお勧めします。そして一番のお勧めは、7月20日(土曜日)から再開する郷土の森博物館プラネタリウムでの宇宙の旅です。ぜひ、お楽しみください。
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