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2024年8月1日市長コラム135「自由の女神」

最終更新日:2024年8月1日

自由の女神

 新型コロナウイルス感染症の世界的流行により初めて延期となった東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会から3年が経過し、現在、パリ2024オリンピック競技大会が開催されています。セーヌ川を開会式会場にするなど新しい挑戦がいくつも。大会エンブレムは、マリアンヌと呼ばれるフランスで擬人化された「自由の女神」と「聖火」がモチーフのかわいらしいデザインです。


 無知な私は、「自由の女神」と聞いてすぐにアメリカ合衆国のニューヨーク港内の像を思い出しましたが、この像がアメリカ合衆国の独立100周年にフランス人たちから寄付されたものだと今回初めて知りました。構造設計等には、パリのノートルダム大聖堂の修復をした人やエッフェル塔を設計した人も関わっていたそうです。まさに、世界の自由を象徴する建造物と言って良いですね。


 このエンブレムは、史上初めてオリンピックとパラリンピックで同一とのことです。今回もそうですが、両大会を連続して開催するのが難しく、どうしても2週間程度の間隔が空いてしまいます。でも、エンブレムが同じであれば連続性を実感できると思います。対立や分断がやまない国際社会だからこそ、パリ2024大会が、多様性と包摂性を大切にする真に平和の祭典となるように、世界中の人々が手をつなぎ合う最高の舞台になることを望んでやみません。


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