公開制作40 大巻伸嗣
最終更新日:2024年1月12日
「ECHO - white void」
会期 2007年12月1日から2008年3月2日
<ECHO Crystallization> 2005年
水晶、修正液、アクリル板
200センチメートル×800センチメートル
大巻 伸嗣は、シンプルな素材を使いながら、軽やかに華やかに、そして大胆に空間を変容させるインスタレーションで知られます。材料の質感と繊細な色彩が、床、天井、壁面に展開し、光の効果ともあいまって、作品に向き合う私たちの身体と響きあいます。しばしば彼が用いるパターン化した花弁や波形は、万物の生成と消滅、あるいは生と死を象徴するものといえます。
今回は、公開制作室に、日々を営むための家具をおいて一人の部屋をつくります。そこに粉を上から降りつもらせ、物語を封印した静寂な世界をつくり出します。降りつもる時間を内包しながら、一つの物語が静止するまで、作家の仕事は続きます。公開制作では、制作の秘密と人柄にもふれることができます。
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日から1月3日
協賛 株式会社資生堂
公開制作
12時から17時
12月1日(土曜日)・2日(日曜日)・7日(金曜日)・8日(土曜日)・9日(日曜日)・13日(木曜日)・14日(金曜日)・15日(土曜日)・16日(日曜日)
1月5日(土曜日)・6日(日曜日)
注記:作家の都合および制作の進行状況によって、日程が若干変わる場合があります。
作品完成を予定している1月6日以降の土曜日・日曜日・祝日の13時から17時には、当館普及員の解説を聴くことができます。
ワークショップ「花はどこへいった」
2月10日(日曜日)・11日(月曜日・祝日)10時半から16時半(2日間連続)
エントランスホール 小学生以上20人 無料 要予約
「府中千年 心のかたち」展の出品作品の中から形を探し、花を形づくっていくインスタレーション作品を共同で制作します。制作した際につくった型は持ち帰ることができます。
申込みは1月28日(月曜日)まで(当日消印有効)に、往復はがきに住所・氏名・年齢・電話番号を記入し、〒183-0001 府中市浅間町1丁目3番地 府中市美術館「花」係へ。
ワークショップの作品展示
2月13日(水曜日)から17日(日曜日)
アーティストトーク「大巻伸嗣の世界」
2月17日(日曜日)14時から
講座室 無料・予約不要
お問合せ
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