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公開制作79 三沢厚彦

最終更新日:2021年11月10日

公開制作79 三沢厚彦 「府中の森のアニマルルーム」

二十年目の節目、いざ ともにつくろう

2020年秋、府中市美術館の公開制作プログラムは開始から20年を迎えます。現代を生きる美術家たちが館内常設のスタジオで作品をつくり、来場者と交流することで、美術の多様な価値や、創作に邁進する美術家たちのすがたを紹介してきました。
記念の回には、日本を代表する彫刻家・三沢厚彦さんをお迎えします。木彫という伝統技術をベースに、時にユーモラスで、ゆるぎない存在感をもつ動物像を作り、近年は実に精力的に発表されています。
今回、ふだんは閉じられた場で行われる制作を開くこと(公開)の意味を、三沢さんは、さまざまなしかけによって問いかけます。三沢さんはスタジオをしつらえ、材料を用意して、ホストとなって豪華ゲストを迎え、ともに制作を行います。そこで生まれる対話や緊張や化学反応は、コロナ禍のただ中にいる創作者の、本音や無意識や希望を引き出すことでしょう。


≪Painting 2018-06≫(2018)キャンバス、油彩 65×80cm 写真提供:三沢厚彦、西村画廊

企画概要

会期

2020年9月19日(土曜日)~11月23日(月曜日・祝日)

休館日

9月21日、11月23日をのぞく月曜日。9月23日(水曜日)

時間

午前10時から午後5時

会場

府中市美術館公開制作室

観覧料

無料

関連サイト

三沢さんの公開制作のプロセスを紹介していきます。

特設サイトでは、公開制作の動画配信(ライブとアーカイブ配信)や、これまでの公開制作の記録動画や作家インタビューなどを配信しています。

三沢厚彦

1961年京都府生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。
樟(くすのき)を素材とし着彩して動物を象った「アニマルズ」シリーズで評価を受ける。2001年第20回平櫛田中賞受賞。2007年から全国の美術館で『三沢厚彦 ANIMALS+』開催し大好評を博す。2018年に横須賀美術館、富山県美術館で個展開催。2019年第41回中原悌二郎賞受賞。

公開制作

三沢厚彦が、制作を行います。

日にちと時間

9月19日(土曜日)、9月27日(日曜日)、10月10日(土曜日)、11月7日(土曜日)

正午から午後5時

※11月8日(日曜日)以降は、完成品の展示がご覧いただけます。

公開制作-ゲストとともに

三沢厚彦が尊敬し共感する、現代の美術家5名をゲストにむかえます。
ホスト役の三沢厚彦が材料や画材をすべて準備し、手ぶらのゲストを迎えて、ともに作品をつくっていきます。
どのような結末にたどり着くかは、始まってからのお楽しみ。

制作時間:正午から午後5時

9月26日(土曜日) O JUN(画家)

1956 年東京都生まれ。風景や人物を、大きな余白の中に置いて、どこか宙ぶらりんな場面を描き出す。府中市美術館では、2008年に公開制作「眼の、前に」、2013 年に個展「O JUN -描く児」を開催。

10月4日(日曜日) 衣川明子(画家)

1986年ニューヨーク生まれ。人や動物が対峙した瞬間の互いの意識のありようを描く。2012年「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」(gallery αM)、2015年VOCA展出品。

10月17日(土曜日) 伊藤誠(彫刻家)

1958年愛知県生まれ。謎めいたルーツをもつ素材や形態の彫刻をつくる。1993年A.C.C.奨学金にて渡米、triangle artist workshop参加。2005年府中市美術館で公開制作「内側の皮膚」を行う。

10月25日(日曜日) 小林孝亘(画家)

1960年東京都生まれ。1996年VOCA展で奨励賞受賞。静謐な人物画、風景画で注目を集める。1996-97年文化庁芸術家在外研修員としてタイ、バンコク滞在。2014年「小林孝亘展 私たちを夢見る夢」(横須賀美術館)開催。

11月1日(日曜日) 狩野哲郎(美術作家)

1980年宮城県生まれ。既製品や植物、ときに動物を用いて、人と自然の境界にまたがる場を作る。世界のレジデンスに参加。2017年府中市美術館で公開制作を行う。2019年「アートみやぎ2019」(宮城県美術館)出品。

完成作品の展示

  • 11月8日以降は、完成作品の展示をご覧いただけます。
  • また、今回制作した作品は、12月5日から開催される企画展「メイド・イン・フチュウ 公開制作の20年展」に出品される予定です。

公開制作の様子を動画配信します

公開制作の記録動画や音声の配信を予定しています。

感染症対策について

  • 新型コロナ感染症対策など、やむえない事情で、プログラムが変更・中止となる場合があります。
  • 感染症対策へのご協力をお願いします。

お問合せ

このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。

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