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呉亜沙公開制作プロセス

最終更新日:2008年12月26日

9月6日から始まった呉亜沙さんの公開制作。そのプロセスをご紹介します。

常設展に、ウサギ登場

公開制作にあわせて、呉亜沙さんの当館所蔵作品2点を、2階展示ロビーで展示しています。企画展、常設展チケットでご覧になれます。
今回特別に、呉さんがウサギが配るティッシュを用意してくれました。いらした方が持ち帰ることで、呉さんがテーマとするコミュニケーションが生まれる仕組みになっています。(1人1個限定です)

9月20日

呉さんは150号のキャンバスを持ち込みました。
木枠を組んでキャンバスを張り、下地を塗って、いよいよ制作開始です。
描き始めて2日ほどで、クリーム色の空と手前に丸く広がる海が現れました。
その後は、波頭の調子を丁寧に整えていきました。

9月21日・28日

9月21日・28日は、ワークショップが行われました。呉さんが講師となって、想像の動物を作っていきました。動物の性格や特技を考えたり、名前をつけたりしながら、形を作り、色を塗って完成した動物たちは、個性派揃いです。
現在公開制作室で、呉さんの展示に加わる日を待っています。

10月4日

大きな絵は完成していませんが、もう1点の方を描き始めました。こちらは、蓮の花を拡大して描いています。花の中心には、シャンデリアのような飾りが見えます。その下には何が登場するでしょうか。
本人も語るように、とても「乗って」描いています。筆さばきに迷いはなく、見ている方も気持ちよい描き方でした。

10月8日

公開制作日ではありませんが、来館しました。
休止していた海の大きい絵に、再び取りかかります。実は海を描くのは初めてだそうです。波頭をつなぐように横断歩道を描きこんでいきました。現実にはありえない光景を描き出すことに、呉さんも苦心し、何度も手を加えていました。

10月19日

 ウサギ登場です。
 波間の横断歩道上に、ウサギが描きこまれました。空の中央からはシャンデリアのようにビーズが吊り下がりました。ピンクの蓮の花の中にも、ウサギが描きこまれました。最後には大きい方のキャンバスを床に倒して、側面を丁寧に白く塗っていました。
 絵の中のシャンデリアが抜け出てきたように、公開制作室にも、ビーズと花輪が吊り下げられています。こちらは、これからも増えていく予定。最後にどのような部屋になるか、楽しみです。

10月25日

 公開制作も残すところあと2日。呉さんは、絵画作品の仕上げにかかりました。100匹以上いるうさぎの顔を丁寧に描きこんでいきます。天井から下がるビーズの球にも柔らかな色を加えていました。

10月26日

 最終日は絵を壁にかけ、ワークショップで参加者たちが作った動物たちを置くなど、部屋全体を作っていきました。
 絵のまわりには、ワークショップ参加者たちが塗った鏡をかけていきました。鏡から動物たちが出てきた、という設定です。そして、絵や鏡から、壁や床に向けて、横断歩道が伸びていきました。
 呉さんの作品とワークショップの作品が合体して、楽しいパーティー会場が生まれました。

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