小沢剛公開制作プロセス
最終更新日:2010年11月12日
公開制作50小沢剛「できるかな2010」の制作の様子をご紹介します。
エントランスホール
公開制作室前
小沢剛さんの公開制作が始まりました。小沢さんの学校でのプロジェクトが展示されている、スクールアート10「ミュージアム・タイフーン」も同時に始まりました。
7月17日(土曜日)
紙袋などを細かくちぎる小沢さん
布を張ったキャンバスたち
紙の手提は細かくちぎってジュースミキサーでかくはんし、糊で固めて立体でかたちを作りました。布類はキャンバス用の木枠に貼りつけていきました。
7月19日(火曜日・祝日)
糊で立体に固めた紙
柄布をキャンバスに張る小沢さん
紙で立体を作る作業と布類でキャンバスを張る作業を同時に進めました。ときどき子どもたちが立ちよって話しかけたり、紙をちぎるのを手伝ったりしました。
7月31日(土曜日)
自作のキャンバスに下地材を塗る小沢さん
溶かした紙に糊を混ぜてよく練ります
キャンバスに白色の下地材を塗り始めました。側面を残すようにマスキングテープをあらかじめ貼ってあります。また、水に溶かした紙に糊を混ぜて練る作業も同時に進めました。
8月28日(土曜日)
鉛筆削りを使って・・・
割り箸を削り、おがくず状にしています
割り箸を鉛筆削りで削り、おがくず状にした木くずをたくさん集めました。それらをボンドと混ぜ合わせて、作品を制作します。割り箸からどんな作品ができるのでしょうか?
9月11日(土曜日)
子ども達と紙袋をちぎる小沢さん
油絵の具で描いた作品
遊びにきた子ども達と一緒に制作をするかたわらに、実はすでに完成した作品がありました。柄布を張って下地を塗ったキャンバスに、柄布とまったく同じ模様が油絵の具でペイントされています。ちょっと見ただけでは、もとの布と見分けがつきません。小沢さんの手仕事によって、布切れから作品に生まれ変わりました。
9月18日(土曜日)
安野 太郎さんが来館しました
パフォーマンスのリハーサル中
パフォーマンス・イベント「トレース ザ できるかな2010」を行う作曲家の安野 太郎さんが
9月25日(土曜日)
空きビンのふたに下地を塗っていた小沢さん
たくさんの輪ゴム
前回から引き続き、空きビンのふたに下地を塗る作業や、紙袋を細かくちぎって再び成形する作業をしました。作業机の上にはたんすの引き出しから新しい素材、輪ゴムが出されました。これから輪ゴムに着手をするようです。
10月2日(土曜日)
リハーサル中の小沢さん
リハーサルの様子
明日の「トレース ザ できるかな2010」本番に向けて、連日リハーサルを行いました。各色のライン1本が
10月3日(日曜日)
始まり頃の様子
終わり頃の様子
本番当日。壁を五線譜に、次々に壁に並べられるモノを音符に、パフォーマー達の声を音に置き換えて、
10月9日(土曜日)
たんすの引き出しが並ぶ制作室
キャンバスに描く小沢さん
パフォーマンス後、それまで明かされることのなかったたんすの中身がすべて制作室に広げられました。今日は、そこから制作を再スタートしました。室内には引き出しが数個並んでいます。
10月16日(土曜日)
カラフルなフェルト
制作室内の様子
ちょっとだけ切り抜いて、その後、引き出しの中にしまわれていたと思われるカラフルなフェルトが床面に広げられていました。今日は来客もあり、制作室内は緊張感のある
10月23日(土曜日)
新しいキャンバス
制作中の小沢さん
たんすにキャンバスが取り付けられました。その奥で、小沢さんは針金ハンガーを素材にして制作をしていました。新しくキャンバスに布が張られました。いよいよ、制作も終盤です。
10月28日(木曜日)・30日(土曜日)
たんすにペンキを塗る小沢さん
引き出しとさまざまな作品
いろいろ制作した小さなものたちを引き出しの上におきました。たんすは横にして床におき、ローラーを使い、内側を白い水性ペイントで塗っていきます。展示のために、たんすが生まれ変わりつつあります。
11月3日(水曜日・祝日)
展示したたんすにペンキを塗ります
展示の仕方をあれこれ考えます
部屋の中央に置いたたんすの内側もきれいに白いペンキで仕上げ、作った小物たちをつなぎあわせていきます。どうしたらよい展示になるか、小沢さんの試行がつづきます。
11月7日(日曜日)
制作室でトークをする小沢さん
公開制作が終わり、今回制作した作品の数々をたんすとともに展示しました。紙袋、割り箸、ハンガー、箱型の缶、布、ビンのふた等様々なサイズの作品が並びました。展示は11月23日(火曜日)までです。ぜひご覧ください!
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