コレクション展
府中市美術館のコレクション展
府中市美術館は2000年10月、「生活と美術=美と結びついた暮らしを見直す美術館」をテーマに開館し、江戸時代から現代までの美術作品の収集や展示を行ってきました。「府中市及び多摩地域にゆかりのある優れた作家の作品」、「国内外の主に近代以降の優れた美術作品」、「将来性ある若手作家の作品」等の収集方針に沿って集められた作品は、これまでに2700点を超えています。近代洋画を主軸として、版画や写真、立体作品や映像といった幅広い造形表現へと広がるコレクションです。
当館ではこれまで「常設展」としてこれらのコレクションのご紹介を行ってきましたが、2024年3月より「コレクション展」として、ますますの充実を図っています。時代や地域の異なる作品をゆるやかに結びつけたり、そのときどきの企画展と関連する小特集を行ったりと、会期ごとに様々な趣向を凝らしていきます。また、開館前にご遺族から寄贈を頂いた、牛島憲之作品も紹介します。いろいろな切り口から、多彩な魅力に満ちた府中市美術館コレクションをお楽しみください。
令和7年度第3期 2025年9月20日から12月7日
25年目の名品選
25年前の2000年10月に府中市美術館は開館しました。コレクション展「25年目の名品選」では、開館から四半世紀かけて、当館が積み重ねてきた活動の成果を、所蔵品とともに振り返ります。
府中市美術館は府中・多摩にゆかりのある作品や、近現代美術の作品を中心に、収集活動を行ってきました。近代洋画が中心となった当館のコレクションは、日本と西洋のかかわりの中で生まれた芸術表現と、その多様さを物語っています。
当館の名品の顔ぶれを、ぜひお楽しみください。
亜欧堂田善《甲州猿橋之眺望》
高橋由一《墨水桜花輝耀の景》
岸田劉生《静物(土瓶とシュスの布と林檎五個)》
長谷川利行《白い背景の人物》
小山田二郎《ピエタ》
曽谷朝絵《Washbowl》
ロビー展示
植竹邦良《最終虚無僧》
三沢厚彦《animal 2018-01》
開催概要
会期
2025年9月20日(土曜日)から12月7日(日曜日)まで
休館日
月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館)、10月14日、11月4日、11月25日(火曜日)
開館時間
午前10時から午後5時(入場は午後4時30分まで)
コレクション展(常設展)観覧料
一般200円(150円)、高校・大学生100円(80円)、小・中学生50円(30円)
注記:コレクション展のみ観覧の場合の料金です。企画展の観覧券をお持ちの方はコレクション展もご覧いただけます。
注記:( )内は20名以上の団体料金。
注記:未就学児は無料。
注記:障害者手帳(ミライロID可)等をお持ちの方と付き添いの方1名は無料。
注記:府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。
注記:府中市在住の70歳以上の方は無料。
注記:その他各種割引・優待については こちらをご覧ください。
展示中の作品の一覧は、コレクションデータベース(外部サイト)でもご覧いただけます。
令和7年度の予定
2025年5月25日(日曜日)から7月13日(日曜日)まで
「明治の彩り」ほか
2025年7月26日(土曜日)から9月7日(日曜日)まで
「府中・多摩の美術」ほか
2025年9月20日(土曜日)から12月7日(日曜日)まで
「25年目の名品選」
2025年12月20日(土曜日)から2026年3月1日(日曜日)まで
「人を描く」ほか
2026年3月14日(土曜日)から2026年5月10日(日曜日)まで
「風景に遊ぶ」ほか
