【募集終了】保育所にも多文化共生を。外国人の保護者に渡す手紙などの多言語対応をしたい!【共創の窓口テーマNo.2】
最終更新日:2023年9月21日
募集内容
外国人の保育所利用者が増加!
府中市の保育所では、近年外国人の利用者が増加しています。
外国人の乳幼児やその保護者にも、日本人と同じように健やかな育ちのサポートをしたい。そのため、府中市立保育所では、AI翻訳機の導入などにより、会話における意思疎通の改善に努めています。
しかし、保護者との意思疎通は会話だけではなくお手紙や献立表などもあります。保育士が作成するお手紙や献立表は日本語になりますが、外国人の使用言語は英語だけではなく中国語、ベトナム語、アラビア語など多くの種類があるため、同じ内容のものを外国語対応にするには、時間的にも外国語スキル的にも難しい状況です。
外国人の子どもの保育のイメージ図
保護者向けの手紙などを多言語に翻訳することができれば…
保育所に入所する乳幼児については、最初は日本語が分からなくても時間が経てばコミュニケーションができるようになることが多くありますが、保護者とのコミュニケーションを図ることは難しい場面が多い状況です。
加えて、新型コロナウイルス感染症による影響により対面でのコミュニケーションが難しくなっている状況があるため、手紙などの書面によるコミュニケーションが重要となっています。
そのため、特に保護者向けの手紙などを多言語に翻訳することができれば、保護者やその子どもたちが安心して保育所に通うことができ、それによってこれまで以上に心豊かに地域で暮らすことができるようになるのではと期待しています。
例えば、書面を多言語に翻訳してPDF化できるようなツールがあれば、保育士が子どもたちに接する時間を削ることなく、保護者とのコミュニケーションができるようになると考えています。
解決策イメージ。献立などの英訳ができれば…。
保育所は全国に2万か所以上!
府中市の市立保育所は令和4年度時点で12か所となりますが、保育所は全国に2万か所以上あります。府中市の保育所で良い共創事例となれば、全国に展開できる可能性があります。
府中市における共創のサポート方法としては、保育所での実証実験におけるサポートや、共創事例に関するPRなどを想定しています。
保育支援課の職員。使用言語に関わらず健やかに子どもたちを育みたい!
外国人の子どもと保護者が安心して地域で暮らせる環境を提供するため、手紙などの多言語対応に関する共創アイデアをお待ちしています!
解決したい課題の概要 | 外国人の保育所利用者が急増しており、多いところでは1保育所内に13人もの外国人が利用していることもある。使用言語は多様であり、英語スキルだけでは意思疎通に限界がある。外国人に対するコミュニケーションのうち、特に手紙や献立などの書面において必要な情報を提供することに難しさを感じている。 |
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府中市のこれまでの取組 | ・AI翻訳機を活用し、会話でのコミュニケーションについては言語的な補助が得られている。 ・英語など外国語を話せる職員がいれば、対応できることもある。 |
解決策イメージ | 日本語の書面を翻訳してPDF化できる形式に変換するツールなど |
府中市が提供できるリソース | 保育所のフィールド提供、保育士への研修の協働実施など |
予算措置の可能性 | なし |
募集期間 | 現在募集はしていません。 |
募集対象 | ☑ 「共創事業者」の募集 ⇒テーマに関するアイデアをお持ちの共創事業者を募集するものです。 □ 「アイデア」のみの募集 ⇒府中市が今後の事業の方針や仕様を定めるために、テーマに関するアイデアのみを募集するものであり、共創事業者を募集するものではありません。 |
提案の選定方法 | ☑特に選定をしません(提案内容が妥当であれば採用数を絞り込まない) □審査等による選定等を実施 □提案を参考に、別途、実施事業者の公募等を実施 □その他( ) |
その他の留意点 | 提案内容によっては、採用できない場合がありますのでご了承ください。 |
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このページは市民協働推進部 協働共創推進課が担当しています。